タナセタム |
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【タナセタムについて】 |
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タナセタムはヨモギギク属の属名ですが、単にタナセタムという場合、タナセタム・ニベウムがこの名前で呼ばれることがありますので、ここでは、ニベウムを取り上げています。同じ属に、シロタエギクと混同されることがあるシルバーレース(Tanacetum ptarmiciflorum )やジョチュウギクがあります。また、タンジーやマトリカリアもこの属になりますが、これらは、園芸上では、いずれもタナセタムとは呼ばれません。 ‘ジャックポット’は、シルバーグレーの葉色で香りもよく、葉だけでもなかなか魅力的な宿根草です。 【栽培メモ】 5号鉢に植え、冬は、軒下に置いてありましたが、問題なく冬を越しました。 株が大きくなったので庭植えにしました。丈夫に育ち、花もよく咲いてくれました。花後に枯れてしまいましたので、耐暑性は弱いと思われます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【タナセタム・ニベウムの概要】 |
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草丈 30〜50cmほどになります。 花 花径1cmほどの一重の白い花が株一面に咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、高温多湿にやや弱く温暖地では夏越しが難しいと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Tanacetum・・・・・「不死」を意味します。 niveum・・・・・「雪白の」、「雪白色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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‘ジャックポット’という品種が販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは見かけませんので、ネットなどを通じて購入した苗を春又は秋に花壇やプランターなどに植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 2株以上植えるときは、株がよく広がりますので30cmほどにします。 植え場所・置き場所 温暖地では、花壇に植えた場合、夏越しが難しいので、一年草として日当たりと水はけのよいところで差し支えありません。 鉢植えは、秋から開花時は日当たりのよいところに置きますが、花が終わったら風通しのよい半日陰に、盛夏は明るい日陰に移します。温暖地では、それでも夏越しは厳しいと言えます。 日常の管理 花がひととおり終わったら株を3分の1ほどに切り戻しをします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 庭に植える場合は、植え付けの際、緩効性の肥料を与えます。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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