タンジー |
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【タンジーについて】 |
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タンジーは、ヨーロッパからアジアに分布するキク科ヨモギギク属の宿根草です。和名をヨモギギクといいますが、これはタンジーの花には舌状花がなく、それがヨモギに似ていることに由来すると言われています。ハーブとして虫除け用などに栽培されてきましたが、毒性があるので食用にはできません。 黄色い花色と、細かく切れ込む葉も美しく、観賞用としても栽培されます。庭に植える場合は、増えすぎて困る場合がありますので、特に余裕がある場合を除き、植え場所をよく検討して植え付けます。 【栽培メモ】 大型のプランターに苗を植えたところ、それほど問題なく育って花もよく咲きました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【タンジーの概要】 |
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草丈 80cm〜1.2mほどになる大型の常緑の宿根草です。葉には、ローズマリーのような強い香りがあります。 花 茎の先端に丸い形をした黄色い花が数輪まとまって咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性とも強く丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Tanacetum・・・・・ギリシャ語の athanasia(不死)が語源になっています。これは、昔、タンジーが死体の防腐に利用されたことによるものと言われています。 vulgare・・・・・「普通の」、「通常の」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属には、マトリカリア、ジョチュウギクなどがあり、また、北海道以北に変種のエゾノヨモギギクがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 放任すると草丈がどんどん伸びますので、摘芯をして株立ちを多くします。 植え付け 苗を植えつける場合は、春又は秋のいずれでもかまいません。タネを播いて育てることもできます。 株が大きくなりますので、鉢植えの場合は、大型の鉢やプランターに植える必要があります。 酸性土壌を嫌いますので、庭に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植え付けの際は、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れ、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 大型のプランターで2株程度が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところで育てます。 植え替え 鉢やプランターに植えている場合は、毎年植え替えます。 日常の管理 過湿を嫌いますが、鉢やプランターで育てている場合、夏場は鉢土が乾いてぐったりすることがありますので、乾燥させすぎないように注意します。 放任すると草丈がどんどん伸びますので、摘芯をして株立ちを多くします。 冬の管理 耐寒性がありますので、霜除け等は必要ありません。 ふやし方 植え替えのときに株分けで増やすことができます。 肥料 庭に植える場合は、ほとんど必要としません。 プランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜて植えつけますが、市販の草花用培養土に植える場合は不要です。追肥として、秋に緩効性の固形肥料を少なめに与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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