ミケリア |
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【ミケリアについて】 |
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ミケリアというのはオガタマノキ属のことですが、この仲間にはカラタネオガタマ(M. figo)やミヤミガンショウ、それに最近よく見かけるフェアリーマグノリアなどがあります。ここでは、それ以外の樹種を紹介しています。 種苗会社のカタログなどでよく見かけるのは、カラタネオガタマ(M. figo)とミケリア・ドルトソパ(M. doltsopa)の交配種などで、カラタネオガタマよりは樹高が高くなりますが、剪定をして育てればなんとか庭植えが可能です。 なお、オガタマノキ(M. compressa)の名前の由来は、招霊(おぎたま)が転化したものといわれ、神社などによく植栽されています。常緑高木ですので、庭に植えるのには困難ではないかと思われます。 【栽培メモ】 ‘グローイングスペクトルム’を庭に植えていますが、放任すると樹高が5m近くになります。そこで、花後に強剪定することによって、何とか庭に収まっています。思いきって剪定しても、枯れこむことはありません。 |
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【ミケリアの概要】 |
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樹高 カタログなどに出ている品種は3〜5mほどになります。 花 白花他に、淡ピンクの品種があります。花には芳香があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いです。耐寒性は比較的強く、関東以西の温暖地では庭植えができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Michelia 学名の説明 Michelia・・・・・・スイスの植物学者 M.Micheli に因みます。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ スペースに余裕のある場合を除き、定期的に剪定をします。 植え付け かなり大きくなりますので、鉢植えには向いていません。比較的耐寒性はありますが常緑樹ですので、春が植えつけの適期です。 苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所 日当たりのよいところに植え付けます。 剪定 放任すると枝が伸びて場所をとりますので、スペースに余裕のある場合を除き、定期的に剪定をしますが、何年かに1回は強剪定が必要になります。 時期は、花後すぐに行います。冬に強剪定をすると、せっかくできた花芽を切り取ることになります。 12月〜2月の剪定は補助的に行います。特に伸びすぎて樹形を乱している枝を切り詰める程度にします。 肥料 樹勢が強く、ほとんど必要ありませんが、やせ地の場合は2月に寒肥を与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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