ミヤマガンショウ

ヤマガンショウの花
写真 ミヤマガンショウ '白嶺'
撮影時期 2020.2.15
栽培状況 庭植え

科名・属名

モクレン科
モクレン属

園芸分類

常緑中高木

別名

ミケリア・マウダイエ

原産地

中国湖南省

用途

庭植え

花期

2〜3月

【ミヤマガンショウについて】

ミヤマガンショウ(深山含笑)は、中国湖南省原産のモクレン科モクレン属の常緑中高木です。以前は、オガタマノキ属になっていましたが、今はモクレン属になっています。ミヤマガンショウという呼び名は、中国名の深山含笑からきています。

花は、一重の白花で、よい香りを持っています。同じように白い花が咲くハクモクレンと異なるのは、ミヤマガンショウは常緑という点です。開花もハクモクレンより早く、香南市野市町では2月には咲き始めます。花がたくさん咲きますので、この花が咲き出すと春の到来を感じます。

全くの余談ですが、李香蘭が歌っているイエライシャンは、ウグイスの鳴く頃に咲く白い花で、芳香があり、恋の花と言えるような風情もなくてはなりません。とするなら、本当のイエライシャンではなく、このミヤマガンショウがふさわしいように思います。

【栽培メモ】

以前に「サカタのタネ」のカタログに載っていましたので購入しましたが、早春によく咲いてくれますので、今ではなくてはならぬ花木になっています。

木が大きくなりすぎたので、一度、思い切って強剪定をしましたが、芽吹きもよく問題はありませんでした。

【ミヤマガンショウの概要】

ミヤマガンショウの花

樹高

‘白嶺'という品種は、3〜4mほどで中木と言えます。若木のうちからよく花を付けます。

花径10pほどのふっくらとした一重の白花が咲きます。馥郁とした香りを持っています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があり、とても丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Magnolia maudiae(= Michelia maudiae)

学名の説明

Michelia・・・・・スイスの植物学者 M.Micheli への献名

Magnolia・・・・・・フランスの植物学者 Pierre Magnol への献名

maudiae・・・・・20世紀のイギリスの植物学者 S.T.Dunn の妻 Maud Dunn に因みます。

【主な種類と品種】

‘白嶺'という品種が出ています。この品種は樹形がコンパクトで早くから花を付けます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※スペースに余裕があれば、剪定は、ほとんど必要ありません。

植え付け

木が大きくなりますので、鉢植えには向いていません。庭植えの場合は、剪定をして育てれば、ハクモクレンよりはコンパクトにつくれるのではないでしょうか。

常緑ですので、春先が植え付けの適期です。園芸店やホームセンターなどではあまり見かけませんので、種苗会社のカタログやネットなどで購入します。

腐食質に富んだ肥沃な土壌を好みますので、植穴に腐葉土(又はバーク堆肥)を十分に入れて庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。

ミヤマガンショウの花

植え場所

日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

剪定

自然に樹形をつくっていくので、スペースに余裕があれば、剪定はほとんど必要ありません。

木が大きくなりすぎたらコンパクトにするため剪定をしますが、時期は花後に行います。

肥料

寒肥として2月ごろ油カス等の有機質肥料を株の周囲に施します。木が大きくなれば、さほど肥料を与えなくてもよく咲いてくれます。

病気・害虫

特にありません。

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