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フェアリーマグノリア |
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科名・属名 |
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モクレン科 |
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園芸分類 |
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常緑中木 |
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別名 |
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(特にありません) |
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原産地 |
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(園芸交雑種) |
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用途 |
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庭植え |
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花期 |
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3〜4月 |
【フェアリーマグノリアについて】
フェアリーマグノリアというのは、マグノリアという名前が付いていますがモクレン属ではなく、ニュージーランドで育成されたオガタマノキ属の中木で、ウンナンオガタマ(Michelia yunnanensis)の園芸交雑種と言われています。
この属のカラタネオガタマと同じように常緑で、冬でもあまり葉を落としません。また、枝はあまり上には伸びず、比較的密に横に伸びますので生垣にも利用されます。
【栽培メモ】
庭植えにして育てていますが、耐寒性は比較的強く、マイナス3度という日もありましたが、寒さで傷むことはなく葉も落としませんでした。生育は比較的早く、4〜5年ほどで、花がよく咲くようになりました。
【フェアリーマグノリアの概要】
樹高
2〜3mになります。
花
花径7pほどですが多花性で見映えがします。花色は少し淡いピンクの他にクリーム色や白い花が咲く品種があります。
耐寒性・耐暑性
| 耐寒性 | 比較的強い |
| 耐暑性 | 強い |
耐暑性は強いです。耐寒性も比較的ありますが、寒さが厳しいときは葉を落とすことがあります。
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)
栽培難易度
やさしい
(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)
学名
Michelia hybrida
学名の説明
Michelia・・・・・・スイスの植物学者 M.Micheli に因みます。
【主な種類と品種】
| ‘ブラッシュ’ | やや淡いピンクの花です。 |
| ‘クリーム’ | 白に近いクリーム色の花です。 |
| ‘ホワイト’ | 名前のとおり白花です。 |
【 育て方 】 −私はこう育てる−
栽培のポイント
※ スペースに余裕のある場合を除き、定期的に剪定をします。
植え付け
常緑樹ですので、春が植えつけの適期です。秋も遅くなって庭に植えることは避けた方が賢明です。比較的コンパクトな樹形ですが、鉢植えで育てるなら大きい鉢が必要になります。
庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。
植え付けた後はたっぷりと水やりをして、風で苗木がぐらつかないように支柱をしておきます。
植え場所
日当たりのよいところに植え付けます。
剪定
枝が横に長く伸びて樹冠が広がりますので、スペースに余裕のある場合は別ですが、定期的に剪定が必要になってきます。時期は、花後がよく、寒い時期の剪定は避けた方が無難です。
肥料
樹勢が強くさほど必要ありませんが、やせ地の場合は2月に寒肥を与えます。
病気・害虫
特にありません。