ベロニカ |
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【ベロニカについて】 |
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ベロニカは、オオバコ科クワガタソウ属の宿根草で長い花茎にびっしりと穂状に花をつけます。一般には、上によく伸びる種類のものを見かけますが、より小型で横に伸びるタイプのものもあります。これらは、クリーピングベロニカと呼ばれるほふく性のベロニカです。 丈夫な宿根草ですが、やや耐暑性が弱く、どちらかと言えば、温暖地よりも寒地に向いている宿根草です、温暖地で栽培する場合は、夏場は半日陰、若しくは午後は日陰になるようなところが適しています。 クワガタソウ属にはクワガタソウ(Veronica miqueliana)などが分布していますが、園芸として栽培されるのは、主にロンギフォリア種(V. longifolia)とスピカタ種(V. spicata)です。 【栽培メモ】 プランターに植えて、梅雨明け後から午後は日陰になるところに置いた株は、夏を乗り切ることができました。ただし、大株になると開花後の夏越しが難しくなりました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ベロニカの概要】 |
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草丈 矮性種から1m程度になる高性種までバライティに富んでおり、矮性の品種を選べばプランターや鉢で栽培可能です。 花 花は、写真のように10p〜20pほどの花茎の先に穂状に咲かせます。 色は、青紫、白、ピンクなどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、夏の強い日差しと高温多湿を嫌います。 ただし、午後、日陰になるようなところや、半日陰で栽培すれば温暖地の暑さにもなんとか耐えてくれます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Veronica・・・・・キリスト教の聖者 St. Veronica に因みます。 longifolia・・・・・「長い葉の」 spicata・・・・・「穂状の」、「穂状花序のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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ベロニカにはロンギフォリア種(V. longifolia)とスピカタ種(V. spicata)がありますが、花だけ見たのではなかなか見分けが付きません。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合、温暖地では、午後に日陰になる場所や半日陰に植え付けます。 ※ 花が終わったら、切り戻しをして、風通しをよくしておきます。 植え付け 庭植えはもちろん、鉢やプランターで育てるのにも向いています。植えつけは、春は3月中旬〜4月上旬、秋は10月〜11月上旬ごろが適期です。 庭に植える場合は、苦土石灰を少し撒いてから深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と有機質肥料を入れて、庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。 鉢植えの用土 鉢やプランターの用土は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりや水はけがよい場所が適しています。もっとも、夏の強い日差しと高温多湿を嫌うので、温暖地では、午後に日陰になるところや半日陰での栽培をおすすめします。 鉢やプランターも、秋から春は日当たりのよいところで育てますが、夏場は半日陰に置くようにします。 植え替え 鉢やプランターの植え替えは、できれば毎年、春又は秋に株分けを兼ねて行います。関東以西の温暖地の場合は、植え替えをしないと、どうしても水はけが悪くなりますので、夏の高温多湿で枯れやすくなってしまいます。 庭植えの場合は、3〜4年ほどたつと株が混みあってきますので、株分けして植え替えます。 株間 株間は、品種によって変わりますが、中性種で、20〜30p程度にします。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えた場合は、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。 花が終わったら、切り戻しをして、風通しをよくしておきます。 冬の管理 耐寒性が強く、戸外で冬を越します。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 鉢やプランターで育てる場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、秋と春に緩効性の固形肥料を置肥します。 庭植えの場合は、秋と春に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 病気は特にありませんが、水はけが悪いと立ち枯れ病が発生しやすくなります。アブラムシが発生したらオルトランなどで駆除します。 |
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