クリーピングベロニカ |
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【クリーピングベロニカについて】 |
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クリーピングベロニカというのは、ほふく性のベロニカにつけられた便宜上の呼び名で、固有の種類を指すものではありません。主に、ヨーロッパ原産のベロニカ・プロストラータ(V. prostrata)とコーカサス、ウクライナなどが原産のベロニカ・ペドゥンクラリス(V. peduncularis)の品種が栽培されています。 丈夫で、夏の暑さもそれほど苦にしませんので、立性のベロニカよりも耐暑性が強いと言えます。立性のベロニカの花も魅力がありますが、ほふく性のベロニカの花も一面に咲くとなかなか美しいものです。 【栽培メモ】 ほふく性ですので、もっぱら小型のプランターで育てていますが、香南市野市町の暑さをさほど苦にせず、夏を越しています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【クリーピングベロニカの概要】 |
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草丈 草丈は、10〜15pほどで、横に広がっていきます。 花 花は、ピンクやブルーの花色があります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は勿論、耐暑性も比較的強いと言えます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Veronica・・・・・キリスト教の聖者 St. Veronica に因みます。 prostrata・・・・・「平臥した」、「横になった」 peduncularis・・・・・「花柄のある」、「花梗のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合は、午後は日陰になるところや半日陰が適しています。 ※ 鉢やプランターで育てる場合も、夏場は半日陰に置くようにします。 植え付け 庭植えはもちろん、鉢やプランターで育てるのにも向いています。植えつけは、春は3月中旬〜4月上旬、秋は10月〜11月上旬ごろが適期です。 花壇に植える場合は、苦土石灰を少し撒いてから、幅30〜40p、深さ20〜30cmほどの土を掘り起こし、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れます。それから、庭土とよく混ぜ合わせてから植えつけます。 鉢やプランターで育てる場合は、深鉢よりも径の大きな浅めの丸形プランターが向いています。 鉢植えの用土 鉢やプランターの用土は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりや水はけがよい場所が適していますが、夏の強い日差しと高温がやや苦手ですので、温暖地では、午後に日陰になるところや半日陰での栽培をおすすめします。 鉢やプランターも、秋から春は日当たりのよいところで育てますが、夏場は半日陰に置くようにします。 植え替え 鉢やプランターの植え替えは、できれば毎年、春又は秋に株分けを兼ねて行います。鉢から抜いて、古い土を適宜に落として新しい用土で植え替えます 庭植えの場合、3〜4年ほどたつと株が混みあってきますので、株分けして植え替えます。 株間 かなり横に広がりますので30〜40cmほどにします。プランターは径の大きな丸形のプランターに1株を植え付けます。 日常の管理 過湿を嫌いますので、鉢やプランターに植えた場合は、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。 冬の管理 耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 肥料 鉢やプランターは、植え付け時に緩効性肥料を与えます。後は、1ヶ月に2〜3回程度液肥を与えます。 病気・害虫 病気は特にありませんが、水はけが悪いと立ち枯れ病が発生しやすくなります。アブラムシが発生したらオルトランなどで駆除します。 |
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