ホソバヒイラギナンテン

ホソバヒイラギナンテンの花
写真 ホソバヒイラギナンテン
撮影時期 2023.11.4
栽培状況 庭植え

科名

メギ科

属名

メギ属

学名

Berberis fortunei
(= Mahonia fortunei)

園芸分類

常緑低木

別名

マホニア

原産地

中国

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

11〜12月

【ホソバヒイラギナンテンについて】

ホソバヒイラギナンテンは、中国原産のメギ科メギ属の常緑低木です。その名のとおりヒイラギナンテンの仲間ですが、ヒイラギナンテンと違って、細葉で柔らかな印象です。

病害虫に強く、冬でも常緑であることと、晩秋から年末にかけて黄色い花が咲くことが魅力です。ただし、ホソバヒイラギナンテンの花の密はスズメバチの好物で、開花時期になるとこの花をめがけて飛んでくることがありますので、植える場所には注意が必要です。

【栽培メモ】

丈夫で、しばらくは剪定などの手間がかかりません。ただし、だんだんと株が横に広がり相当のスペースが必要になりました。

また、11月になっても庭でスズメバチをよく見かけましたが、やはり、この花が狙いでした。

【育て方は下へ ↓ 】

【ホソバヒイラギナンテンの概要】

樹高

1mほどになりますが、ゆっくり育ちます。

ヒイラギナンテン特有の黄色の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性・耐暑性があり、育てやすい花木です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Berberis・・・・・この属の果実に付けられたアラビア語の berberys に由来します。

Mahonia・・・・・アメリカの園芸学者バーナード・マホンへの献名

fortunei・・・・・19世紀のスコットランドの植物学者、植物採取家で、中国で活動した Robert Fortune への献名

【主な種類と品種】

‘ナリヒラ'という品種があります。また、同じ属にヒイラギナンテンがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 株が横に広がりすぎたら、花後の12〜2月に適宜の大きさに剪定をします。

植え付け

木が横に大きく広がりますので、鉢植えには向いていません。植えつけは、常緑ですので、3〜5月ごろが適期です。

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

開花時期になると、この木にスズメバチが飛んでくることがありますので、玄関先など人がよく通るところに植えるのは避けた方が賢明です。

ホソバヒイラギナンテンの花

植え場所

一日中、日が当たるところよりも、半日陰でよく育ち、花も楽しめます。

剪定

株が横に広がりすぎたら、特に広いスペースがある場合を除き、適宜の大きさに剪定をします。時期は花後の12〜2月ごろに行います。

肥料

2〜3月に寒肥を与えます。木がある程度の大きさに育ったら、その後は、さほど必要ありません。

病気・害虫

特にありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。