ブルーレースフラワー |
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【ブルーレースフラワーについて】 |
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ブルーレースフラワーは、オーストラリア原産のウコギ科トラキメネ属の秋まき一年草ですが、セリ科とされる場合もあります。レースフラワーと言えばホワイトレースフラワーもよく栽培されますが、ホワイトレースフラワーはドクセリモドキ属ですので、ふたつは別属の草花です。いずれも、花がレースに感じが似ているところからこの名前が付いているようです。 ブルーレースフラワーという名前ですが、花色はブルーだけでなく、淡いピンクや白花などもあります。 【栽培メモ】 一度は秋に花壇に植えましたが、農ポリでトンネルをしたものの、冬の寒さで傷んでよい結果にはなりませんでした。 そこで、冬の間、ポットに植えたままフレームで育苗し、3月初めに花壇に定植して少しの間(20日間ほど)、農ポリでトンネルをしましたが、こちらの方は写真のように予想以上によく咲いてくれました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ブルーレースフラワーの概要】 |
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草丈 高さは50〜60pぐらいになります。 花 花茎の先に小さな花が集まって、5pほどのまり状の花を咲かせます。色は 白、淡紫、ピンクがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱く、秋に花壇に植えたところ寒さで傷んでしまいました。 また、耐暑性も弱く、花が咲いた後、夏が来る前に枯れてしまいました。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Trachymene・・・・・ギリシャ語の trachys (ざらざらした) + meninx (膜)が語源です。 caerulea・・・・・「青色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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レースフラワーという名前で流通しているのは、本種のほかにホワイトレースフラワーがおなじみですが、ブラックレースフラワーも栽培されています。これらは、いずれも別属です。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花壇に植える場合、冬場はフレームなどで育て、春咲きに定植した方がよい結果が得られます。 タネまき 発芽適温は15〜20度前後ですので、温暖地では9月下旬〜10月中旬に播きます。寒地では春まきとします。直根性なのでポリポットに直接まきます。箱まきでも早めにポットに植え替えたところ、特に問題はありませんでした。覆土は2mmほどにします。 箱まきしたものは、本葉が2〜3枚になったらポットに植え替えます。 花壇に植える場合は、春先までポットで育てますので、3号のポリポットの底に根が回ってきたら、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい4号のポリポットに植え替えます。 植え付け 花壇に植える場合は、酸性土壌を嫌いますので、植え付け前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。 植え付けの際は、過湿を嫌いますので、やや高畝にして植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合は、3号ポットに根が回ってきたら植え付けます。 鉢植えの用土 赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。 株間 花壇に植える場合は、20〜30pほどにします。標準のプランターの場合は3株を目安にします。 植え場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 春先に花壇に植え付けた場合は、遅霜の恐れがなくなるまでは不織布でトンネルするなどして霜除けをします。 分枝がそれほど多くないので、本葉が5〜6枚になったころに摘芯をすると枝数が増え、花時は賑やかに咲いてくれます。 暖かくなって、草丈が伸びてくると倒れやすくなりますので、その場合は支柱を立てます。 鉢やプランターで育てるときは、過湿にならないよう注意します。 冬の管理 耐寒性が弱いので、秋に花壇に植えるのは控え、ポットのままフレームやビニールハウスなどで育てます。 鉢やプランターに植え付けた場合は、霜の当たらない軒下などに置くようにします。 肥料 花壇に植える場合は、元肥は有機質肥料を中心にして、チッソ分の少ない化成肥料を追肥として与えます。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 あまりないようですが、アブラムシが付くことがあります。 |
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