ブルーレースフラワー Trachymene caerulea

ブルーレースフラワーの花
写真 ブルーレースフラワー
撮影時期 2009.6.7
栽培状況 秋まき後、春に定植
科名・属名

セリ科
トラキメネ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ディディスカス

原産地

オーストラリア

用途

庭植え

花期

5〜6月

【ブルーレースフラワーについて】

ブルーレースフラワーは、オーストラリア原産のセリ科トラキメネ属の秋まき一年草です。レースフラワーと言えばホワイトレースフラワーもよく栽培されますが、ホワイトレースフラワーはアミ属ですので、ふたつは別属の草花です。いずれも、花がレースに感じが似ているところからこの名前が付いているようです。

ブルーレースフラワーという名前ですが、花色はブルーだけでなく、淡いピンクや白花などもあります。

栽培したところでは、一度は秋に花壇に植えましたが、農ポリでトンネルをしたものの、冬の寒さで傷んでよい結果にはなりませんでした。そこで、冬は、ポットのままフレームで育苗し、3月初めに花壇に定植して少しの間(20日間ほど)、農ポリでトンネルをしましたが、こちらの方は写真のように予想以上によく咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

ブルーレースフラワーの花

草丈

高さは50〜60pぐらいになります。

花茎の先に小さな花が集まって、5pほどのまり状の花を咲かせます。色は 白、淡紫、ピンクがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性が弱く、秋に花壇に植えたところ寒さで傷んでしまいました。

また、耐暑性も弱く、花が咲いた後、夏が来る前に枯れてしまいました。

学名の説明

Trachymene・・・・・ギリシャ語の trachys (ざらざらした) + meninx (膜)が語源です。
※ 果実の手触りに由来します。

caerulea・・・・・「青色の」

【主な種類と品種】

レースフラワーという名前で流通しているのは、本種のほかにホワイトレースフラワーがおなじみですが、ブラックレースフラワーも栽培されています。これらは、いずれも別属です。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

発芽適温は15〜20度前後ですので、暖地では9月下旬〜10月中旬にまきます。寒地では春まきとします。直根性なのでポリポットに直接まきます。箱まきでも早めにポットに植え替えれば、特に問題はありませんでした。覆土は2mmほどにします。

箱まきしたものは、本葉が2〜3枚になったらポットに植え替えます。

ブルーレースフラワーの花

花壇に植える場合は、春先までポットで育てますので、3号ポットの底に根が回ってきたら、根鉢を崩さないようにして、一回り大きい4号ポットに植え替えて、春先まで育てます。

植え付け

花壇に植える場合は、酸性土壌を嫌いますので、植え付け前に苦土石灰を1u当たり100〜150gほど撒いて庭土に混ぜておきます。

育苗して秋に花壇に定植すると、寒さで傷んでしまいますのでポット苗のままフレームなどで保護し、春先になって定植した方がよい結果が得られました。植え付けの際は、過湿を嫌いますので、やや高畝にして植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合は、3号ポットに根が回ってきたら植え付けます。

鉢植えの用土

赤玉土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

株間

花壇に植える場合は、20〜30pほどにします。標準のプランターの場合は3株を目安にします。

植え場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

春先に花壇に植え付けた場合は、寒い日には不織布でトンネルするなどして霜除けをします。

本葉が5〜6枚になったころに摘芯をすると枝数が増え、花がたくさん咲きます。暖かくなって、草丈が伸びてくると倒れやすくなりますので、その場合は支柱を立てます。

鉢やプランターで育てるときは、過湿にならないよう注意します。

ブルーレースフラワーの花

冬の管理

耐寒性が弱いので、秋に花壇に植えるのは控え、ポットのままフレームやハウスで育てます。

鉢やプランターに植え付けた場合は、霜の当たらない軒下などに置くようにします。

肥料

元肥は有機質肥料を中心にして、チッソ分の少ない化成肥料を追肥として与えます。

病気・害虫

あまりないようですが、アブラムシが付くことがあります。

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