ハゲイトウ |
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【ハゲイトウについて】 |
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ハゲイトウは、ヒユ科ヒユ属の春播き一年草で、古く平安時代に中国から渡来したと言われています。別名を「かまつか」と言いますが、枕草子にも「わざととりたてて、人めかすべくもあらぬさまなれど、かまつかの花、ろうたげなり」と書かれています。 ケイトウという名前が付いていますが、ケイトウとは別属で、ヒモゲイトウが同属になります。 成育がよく、育苗、栽培とも極めて簡単で、花の少ない夏に美しい彩りを楽しむことができます。株が大きくなってくると、1週間も経つと驚くほどに葉色が変化しますので楽しい限りです。 【栽培メモ】 温暖地に限ったことかもしれませんが、タネまきが遅くなると、美しい色合いになってきた葉をヨトウムシなどに食べられたり、台風などの強風で葉が傷んだりしました。 適期に播いて、少し早めに定植し、定期的にオルトラン粒剤を撒き、定期的に害虫駆除をするとよい結果が得られました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ハゲイトウの概要】 |
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草丈 60〜150pほどです。 花 ハゲイトウは、その名のとおり葉を鑑賞します。葉色は赤、黄のほか美しい複合色があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Amaranthus・・・・・ギリシャ語の a(否)+ maraino(しぼむ、しおれる)+ anthos(花)が語源で、「花がしぼまない」という意味です。 tricolor・・・・・「三色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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このほか、葉色のミックスされたものも販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 葉の食害を防ぐため、植え付け後、定期的に防除します。 ※ 強い風雨で株が傾いてしまったら、早めに支柱を立てて傾きを直します。 タネまき 4月がタネ蒔きの適期です。直播きとしている解説書もありますが、ポットに直接播いても特に問題はありません。箱播きにしたこともありますが、早めに定植すれば、それほど問題はありませんでした。 覆土は、タネが隠れる程度にします。 箱播きにしたときは、本葉2〜3枚の頃にポットや小鉢に植え替えて育苗します。ポットに植え替える時期が遅くなると株が傷んでしまいますので、遅れないようにします。 生育が旺盛なので、育苗はとても簡単ですが、育苗中も葉を食べられることがありますので、オルトラン粒剤を撒くなどして葉の食害を防ぐようにします。 植え付け 酸性土壌を嫌いますので、植えつけ前に、苦土石灰を100〜150gほど撒いて耕しておきます。 本葉が5〜6枚になったら定植します。植え付けが遅くなると発色しはじめて株が大きくなりませんので、早めに定植します。 定植する際、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜて植えつけます。また、葉の食害を防ぐため、植え付け時にオルトラン粒剤を株元にまいておくと安心です。 株間 株が大きくなりますので25〜30pほどにします。詰めて植えると、株が小さくなり、発色も早くなります。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところに植え付けます。プランターなどに植えた場合も、日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 草丈が高くなってくると、強い風雨で株が傾いてしまうことがあります。その場合は、支柱をして姿勢を直すようにします。 それ以外は、食害に注意する程度で、特にありません。 肥料 庭植えの場合は、やせ地でなければそれほど多肥にする必要はありません。窒素肥料が多過ぎると、成育は旺盛になりますが発色が遅れます。 逆に、肥料分が少ないと、発色は早くなり、株はあまり大きくなりません。 病気・害虫 暑くなるにつれてヨトウムシなどの食害を受けやすくなります。 |
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