ハコネウツギ

ハコネウツギの花
写真 ハコネウツギ
撮影時期 2004.5.1
撮影場所 北川村モネの庭にて

科名

スイカズラ科

属名

タニウツギ属

学名

Weigela coraeensis

園芸分類

落葉中木

別名

(特にありません)

原産地

日本

主な用途

庭植え

花期

4〜5月

【ハコネウツギについて】

ハコネウツギ(箱根空木)は、スイカズラ科タニウツギ属の落葉中木で、主に関東から中部地域に自生していますが、特に静岡県に多いと言われています。特徴は、咲き始めは花弁が白く、だんだんと紅色に変化していくことにあります。一本の木に白から桃色そして紅色の花が咲いているように見えます。

「箱根」という名前がついていますが、箱根には自生がなく誤認によるものと言われています。また、ウツギという名前が付いていますが、ウツギ属ではなくタニウツギの仲間です。

【栽培メモ】

ずいぶん前に庭に植えていたことがありますが、枝がよく伸びて、あっという間に大きくなった記憶があります。

【育て方は下へ ↓ 】

【ハコネウツギの概要】

樹高

樹高は2〜3mほどになります。

咲き始めは花弁が白く、だんだんと紅色に変化していきます。

ハコネウツギの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性とも強く、育てやすい花木です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Weigela・・・・・ドイツの Christian Ehrenfried von Weigel への献名

coraeensis・・・・・「朝鮮の」

【主な種類と品種】

タニウツギの仲間には、オオベニツウギ、ウコンウツギなどがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 枝がよく伸びますので、毎年の剪定が欠かせません。

植え付け

植え付けは、落葉期の11月〜12月又は2〜3月頃が適期です。腐食質に富んだ肥沃な土壌を好みますので、植え穴に腐葉土かバーク堆肥を十分に入れて、庭土と十分に混ぜて植えつけます。

枝の伸びが旺盛なので、鉢植えには不向きです。

ハコネウツギの花

植え場所

日当たりのよい場所を選びます。ただし、午後、日陰になるような場所でも全く問題ありません。

剪定

とても丈夫で、枝がよく伸びますので剪定が欠かせません。強剪定は花後すぐに行うようにし、落葉後の剪定は12〜2月ごろに伸びすぎた枝や古い枝を切りつめ樹形を整えます。

肥料

丈夫でよく生育しますので、やせ地でない限り特に肥料は必要としません。

病気・害虫

特にありません。

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