ハナダイコン

ハナダイコンの花
写真 ハナダイコン
撮影時期 2000.5.12
撮影場所 北川村「モネの庭」にて

科名

アブラナ科

属名

ハナダイコン属

学名

Hesperis matronalis

園芸分類

秋まき一年草

別名

ヘスペリス・マトロナリス

原産地

ヨーロッパ、アジア

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【ハナダイコンについて】

ハナダイコンは、アブラナ科の宿根草ですが、耐暑性が弱いので通常は秋まき一年草として扱われます。名前の由来は、花が野菜の大根に似ていることに由来します。

なお、オオアラセイトウ属のムラサキハナナもハナダイコンと呼ばれることがありますが、本種とは別属になります。また、ダイコンという名前が付いていますが、野菜の大根(Raphanus sativus var. longipinnatus)も別属です。

【栽培メモ】

秋にタネを播いて、育てた苗を花壇に植え付けたところ、ラベンダー色の花が咲く株の一部が枯れてしまいました。もともとハナダイコンは寒冷地向きの草花と言われていますので、植え付けが早すぎたため、地温が上がりすぎたせいかもしれません。

なお、白花が咲く株は、そうしたこともなく株も大きくなりました。

【育て方は下へ ↓ 】

【ハナダイコンの概要】

草丈

草丈は50〜90pほどで、葉がダイコンに似ているところからハナダイコンと呼ばれていますが、ネーミングとしてはいただけません。

ラベンダー色の花をよく見かけますが、白花もあります。

ハナダイコンの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

本来は宿根草ですが、高温多湿に弱く、開花後は夏を乗り切ることが難しいため一年草として扱われています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Hesperis・・・・・「夕方」を意味するギリシャ語に由来します。
※ 夕方になるにつれ、花の香りが強くなってくることに由来します。

matronalis・・・・・ 英語の matron(既婚女性)を意味します。

【主な種類と品種】

品種名は確認できていませんが、ジョンソンズシードのタネ袋にはラベンダー色と白花がミックスされていました。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネまき

園芸店やホームセンターでポット苗を見かける機会は、まずありません。タネも種苗会社のカタログにはほとんど載っていませんので、ネットなどを通じて入手します。

タネが入手できたときは、10月上旬〜中旬頃に水はけのよい用土に播きます。覆土は2oほどにしましたが、まずまずの発芽になりました。

なお、花壇に植え付け後、一部の株が枯れてしまいましたので、早い時期に播くのは避けた方がよいのかもしれません。

発芽後、本葉が2〜3枚になったらポリポットに移植し、薄い液肥を時々与えながら苗を育てます。

ハナダイコンの花

植え付け

タネを播いて育てた場合は、ポリポットの底に根が回ったころに、花壇やプランターなどに定植します。

酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に、苦土石灰を1u当たり100gほど施しておきます。

植え場所

日当たりと水はけのよいところが適しています。定植後、ラベンダー色の花が咲く株の一部に枯れる株も出ましたので、水はけをよくするため少し高畝にしたほうがよいと思われます。

株間

25〜30pほどにします。

冬の管理

耐寒性が強いので、花壇に植えた場合も霜除け等は必要ありません。

肥料

それほど多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植え込み時に化成肥料を1u当たり30gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。追肥はほとんど必要ありません。

鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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