ニワナナカマド |
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【ニワナナカマドについて】 |
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ニワナナカマドは、中国原産のバラ科ホザキナナカマド属の落葉中木です。別属になるナナカマドは木が大きくなりますので、なかなか庭に植えて楽しむというわけにはいきませんが、このニワナナカマドは比較的コンパクトです。 ですので、剪定をして育てれば、それほどスペースを必要としません。 別名をチンシバイともいい、初夏に美しい白花が咲きます。名前の由来は、ナナカマドの葉に似ているところからきています。なお、ナナカマドは、美しく紅葉しますが、このニワナナカマドは、残念ながら紅葉はしません。 【栽培メモ】 耐寒性、耐暑性がありますので育てやすい花木ですが、枝の伸びがよいので剪定作業だけは、毎年、欠かさず行っています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ニワナナカマドの概要】 |
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樹高 株立ち状で、2〜3mほどになります。 花 円錐花序という咲き方で、穂状の白い花が咲きます。 一斉に咲くという咲き方ではなく、初夏に、比較的まとまって花が咲きますが、その後も散発的に咲いてくれます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Sorbaria・・・・・ Sorbus(ナナカマド属)に由来します。 kirilowii・・・・・19世紀のロシアの植物学者 Ivan Petrovich Kirilov への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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近縁種にホザキナナカマド(S. sorbifolia var. stellipila)があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 通常の剪定は、落葉後の冬場に伸びた枝を切り詰めておきます。 植え付け ニワナナカマドは、株立ち状になって、樹勢も比較的強いことから鉢での栽培にはあまり向いていません。その名前のとおり、庭に植えて育てたい花木です。 落葉樹ですので、一般的には11〜12月又は2月下旬〜3月上旬頃に植えつけます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植え付けます。 植え場所 日当たりと水はけのよいところに植え付けます。半日陰程度でも問題はありません。 剪定 花がその年に伸びた枝の先に咲きますので、通常の剪定は、落葉後の冬場に伸びた枝を切り詰めておきます。 また、初夏に花が咲いた後、伸びた枝を切り戻しておくと、秋にも花が咲きます。 ふやし方 1株あればあえて増やす必要もないですが、株の周りの根萌芽した子株を株分けして増やすことができます。 肥料 幼木時のときに、1〜2月の間に寒肥を与える程度で、後はそれほど多肥にしなくてもよく花をつけます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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