ニューギニアインパチェンス |
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【ニューギニアインパチェンスについて】 |
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ニューギニアインパチェンスは、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の多年草で、南太平洋のニューギニア諸島の標高1200〜2000mの高地で発見されたホウケリー(C. hawkeri)などの原種をもとに交配・育種行われてきた品種群を指します。 春まき一年草と比較すると、花と葉が大きく茎もしっかりしていて見栄えがします。鉢物として大変優れていますので、流通し始めて、またたく間に普及したように記憶しています。今では、初夏になる頃には園芸店やホームセンターなどにたくさん並んでいます。 本来は多年草ですが、残念ながら耐寒性がないので、一年ものと思って育てた方がよいかと思います。そのように割り切って育てても、鉢物としてはとても魅力があります。 【栽培メモ】 花が一通り終わってから、雨の当たらない軒下の日陰に置いてあったところ、さほど弱ることはありませんでした。ですので、強い日差しと過湿を避ければ、夏越しは難しくはありません。もっとも、水切れに弱いので、その点、注意が必要です。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ニューギニアインパチェンスの概要】 |
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草丈 高さは、30〜40pほどですので、鉢植えで管理するのに適しています。葉に淡黄などの中班がはいる品種もあります。 花 花径は3〜5pほどで、花色は、淡桃、桃、濃桃、赤、濃赤、赤紫等があります。 耐寒性・耐暑性
夏の強光が苦手で、また、耐寒性もありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(耐寒性が弱いので)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Impatiens・・・・・ im(不)+ patiens(忍耐)で「辛抱できない」が語源です。 hawkeri・・・・・ パプアニューギニアで最初に原種を採取した Lod Hawker に因みます。 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸店やホームセンターなどでは、いろいろな色の品種が売られていすが、特に品種名はついていないようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 水切れを起こさないように注意します。 ※ 花が一通り終わったら、切り戻しをして明るい日陰に移します。 植え付け 寒さに弱く、通常は鉢植えで育てます。花壇でも育てられないことはありませんが、直射光と過湿を嫌いますので、あまり一般的ではありません。 春から初夏に園芸店やホームセンターなどに開花株が出てきますので、これを買って育てます。 鉢植えで育てる場合、小さな鉢に植わっているときは、生育が旺盛ですので二回りほど大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土にパーライトを1〜2割ほど加えた用土が一例です。 置き場所 強い日差しを嫌いますので半日陰に置いて育てますが、梅雨明け後から夏場は、明るい日陰に移します。 植え替え ニューギニアインパチェンスは耐寒性がないので、冬に枯れてしまうので植え替えまで至らないことが多いですが、冬を越すことができたら、5月ごろに植え替えます。 日常の管理 原種は、本来、湿地帯に生ていますので、水分を好みます。鉢植えの場合は水切れを起こさないように注意します。 その一方で、過湿も苦手ですので長雨に当てないようにします。 花が一通り終わったら、株元から三分の一程度のところで切り戻しをしておきます。そうすることで、秋に再び花を楽しむことができます。 夏の管理 直射日光の当たらない明るい日陰などに置いて育てないと、関東以西の温暖地では夏越しが厳しいと言えます。 冬の管理 耐寒性がないので、冬は室内に取り込み、日当たりのよいところで育てます。耐寒温度は5度程度とされています。冬場は、過湿にならないようにします。 もっとも、春になると苗がたくさん出回るようになっていますし、手間をかけて冬越しさせる必要はないのかもしれません。 肥料 生育が旺盛なので、1週間〜10日に1回液肥を与るか、1ヶ月に1回ほど緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 開花中に過湿にすると灰色カビ病が発生することがありますが、通常の管理ではあまり問題ないと思います。そのほかアカダニなどの発生することがあります。 |
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