デージー |
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【デージーについて】 |
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デージーは、西ヨーロッパなどが原産のキク科ヒナギク属の秋まき一年草です。本来は宿根草ですが、夏の暑さに弱いため一年草として扱われます。もともとは、雑草だったいわれており、非常に丈夫な草花です。 和名はヒナギクですが、園芸上は英名のデージーと呼ばれることが一般的です。蛇足ですが、綴りは Daisy ですのでデイジーと呼ぶべきではないかとも思います。 草丈が低くくて株もまとまっていますので、鉢やプランターで栽培するには最も適したものの一つです。早くから園芸店やホームセンターなどで苗が売られており、タネから育てる余裕のない人でも手軽に楽しめます。なお、イングリッシュデージーは、別に取り上げています。 【栽培メモ】 タネを播いて育てると、初期の生育はゆっくりですが育苗はそれほど難しくはありませんでした。ただし、播く時期が遅くなると、冬が来るまでにしっかりした苗に育ちにくかったので、適期に播くことが大切だと思いました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【デージーの概要】 |
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草丈 10〜15p程度です。 花 花径2〜3pの小輪の品種からから7〜8pになる大輪の品種まで、いろいろな品種が栽培されています。 花色は、白、ピンク、赤などがあります。 ‘エトナ’(2006.4.30) 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、温暖地では、軒下に置いておけば冬でも花が咲きます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Bellis・・・・・bellus(美しい)が語源のヒナギクのラテン名です。 perennis・・・・・「多年生の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てるようにします。 ※ 花がらや傷んで変色した葉は早めにつみ取るようにします。 タネまき 無理な早播きは避け、9月中旬〜10月上旬ごろに清潔な用土を入れた育苗箱に播きます。好光性種子ですので、覆土はしません。 4〜5日で発芽しますので、発芽後、本葉が2〜3枚のころにポリポットに植え替えて育苗します。初期の生育は比較的ゆっくりですので、3号よりも一回り小さな2.5号のポットが適しています。 ‘タッソーストロベリー’(2019.4.13) 植え付け 本葉6〜7枚になって、ポットの底に根が回ってきたら花壇やプランターに定植します。寒さの厳しいところでは、春に定植します。 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。 植え付けの際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢やプランターに植える場合は、年内に花付きの苗が売られていますので、これを買って植えつけると早くから楽しむことができます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 15〜20pの間隔をとって植えつけます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も、日当たりのよいところに置きます。 日常の管理 乾燥に弱いので、鉢植えの場合は水切れに注意します。 花がらや傷んで変色した葉は早めにつみ取り、長く楽しめるようにします。 チロリアンデージー(2021.3.22) 冬の管理 耐寒性はありますが、開花株を買った場合は、霜に当てないようにします。 肥料 花壇に植える場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、春先に追肥をします。窒素肥料を与えすぎると花つきが悪くなるので注意します。 プランターや鉢植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を与え、つぼみが開き始めたら、1週間〜10日に1回程度液肥を与えます。 病気・害虫 あまり気になるような病害虫はありませんが、アブラムシがつくことがありますので、見つけたら早めに駆除します。 |
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