トキワエゴノキ

トキワエゴノキの花
写真 トキワエゴノキ
撮影時期 2023.5.1
栽培状況 庭植え

科名

エゴノキ科

属名

フオデンドロン属

学名

Huodendron tibeticum

園芸分類

常緑中木

別名

常緑エゴノキ

原産地

中国南部、チベット、ベトナムなど

主な用途

庭植え

花期

5月

【トキワエゴノキについて】

トキワエゴノキは、中国、チベット、ベトナムが原産のエゴノキ科フオデンドロン属の常緑中木です。常緑性ですが、寒さに当たると葉を落とします。エゴノキという名前が付いていますが、エゴノキとは別属になります。

耐寒性は、シマトネリコと同じかそれよりも少し強い程度とされていますので、庭植えは、関東以西の温暖地に限られるようです。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、特に問題なく冬を越しましたので、耐寒性は比較的ありそうです。なお、枝の伸びがとてもゆっくりで、花が咲くまでもう少しかかりそうです。

【育て方は下へ ↓ 】

【トキワエゴノキの概要】

樹高

4〜5mにはなるようですが、枝の伸びは比較的ゆっくりです。立性で、あまり横には広がりません。

芳香のある白花が5月頃に咲きますが、エゴノキとは花の形が異なります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性はそれほど強くなく、庭植えできるのは関東以西の温暖地とされています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ (植えたばかりですが)それほど難しくはないようです。

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Huodendron・・・・・(不明)

tibeticum・・・・・「チベットの」

【主な種類と品種】

エゴノキの仲間は、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

3〜4月頃が適期ですが、ポットに植えられている苗木は秋でも遅くならなければ大丈夫だと思われます。

植え場所

日当たりがよいところが適していますが、半日陰でも大丈夫です。また、耐寒性はそれほど強くはないので、冬の北風が当たらないところが適しています。

剪定

自然に樹形がまとまっていくので、それほど必要ありません。

冬の管理

幼木のときは冬の寒風に注意し、寒さの厳しいときは菰などを巻くようにすれば安心です。

肥料

2月と9月頃に緩効性肥料を株の周りに施します。

病気・害虫

カミキリムシに注意します。

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