ドウダンツツジ |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【ドウダンツツジについて】 |
|||||||||||||||||||
ドウダンツツジは、本州中南部、四国、九州に分布するツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。ツツジという名前が付いていますが、花の形は一般のツツジとは大きく異なっていて、スズランのような花が咲きます。秋にはきれいに紅葉するので、それも鑑賞の対象になる花木です。 ちなみに「ドウダン」は、満天星と書くそうですが、何故この字が当てられたのか不明です。中国の伝説に由来するという説がありますが、ドウダンツツジは中国には自生していないので、にわかには信じがたいところです。 ドウダンツツジは、萌芽力が強く、強い刈り込みに耐えますので、生垣にも利用されています。 なお、サラサドウダンは、暑さを嫌い関東以西の温暖地にはあまり向いていませんが、ドウダンツツジは、一般のツツジと同程度の耐暑性があります。 【栽培メモ】 大変丈夫で、強剪定にも耐えますし、花も毎年よく咲いてくれます。また、紅葉もなかなか美しいもので、香南市野市町周辺でも、きれいに紅葉します。(写真:下) |
|||||||||||||||||||
【ドウダンツツジの概要】 |
|||||||||||||||||||
樹高 高さは1〜2mほどですが、大きくなると3mになるようです。秋には紅葉します。 花 スズランに似たかわいらしい白い花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性とも強いですが、主に本州以西でよく栽培されています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Enkianthus perulatus 学名の説明 Enkianthus・・・・・ギリシャ語の enkyos(妊娠する)+anthos(花)が語源です。 perulatus・・・・・「鱗片のある」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
ドウダンツツジの仲間です。
|
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 通常の剪定は花後に行います。 植え付け 植えつけは、真冬を除く11月〜3月が適期です。庭木としてよく利用されますが、鉢植えでも栽培できます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。 鉢植えの用土 ツツジの仲間ですので、鹿沼土、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土が一例です。 植え場所、置き場所 日当たりのよい場所に植え付けますが、午前中日が当たるところでも問題はありません。 鉢植えも日当たりのよいところで育てますが、夏場は、鉢の乾燥を防ぐため半日陰に置いた方が水やりの負担が少なくなります。 植え替え 鉢植えは、2〜3年に1回、3月若しくは10〜11月に行います。鉢から抜いて、表土と古い土を適宜に落として一回り大きい植え替えます。 剪定 ドウダンツツツジの花芽は、7月下旬ごろにできますので、樹形を整える場合は花後に行います。 冬の剪定は、伸びすぎた枝を切り詰めるなど軽めの剪定にとどめます。 肥料 庭植えは、春先と花後に油カスを株の周囲に与える程度で十分です。 鉢植えも、同じ時期に油カスの固形肥料を置肥します。 病気・害虫 ほとんどありませんが、ハマキムシやカイガラムシがつくことがあります。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |