ベニドウダン |
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【ベニドウダンについて】 |
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ベニドウダンは、関東地方の西部以西、本州、四国の山地に自生する落葉低木ですが、ドウダンツツジの変種ではなく、シロドウダン(E. cernuus)の花色が赤くなったものです。 ベニサラサドウダンと間違えられることがありますが、ベニサラサドウダンと比較すると本種の花は小さく、また、花弁の先が細裂していることと花柱が花冠から突き出る点が特徴です。 ドウダンツツジは耐暑性が強いですが、本種の方は夏の高温と強光を嫌います。それでも、ベニサラサドウダンと比較すると、こちらが耐暑性があるようです。 【栽培メモ】 苗木を購入して鉢植えで育てていますが、下の写真のように花はよく咲きました。夏越しが心配でしたが、それほど弱ることなく夏を乗り切ることができました。 |
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【ベニドウダンの概要】 |
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樹高 2mほどになります。 花 花は6〜8oほどで、下垂して咲きます。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Enkianthus cernuus f. rubens 学名の説明 Enkianthus・・・・・ギリシャ語の enkyos(妊娠する)+anthos(花)が語源です。 cernuus・・・・・「垂下した」 rubens・・・・・「赤い」 |
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【主な種類と品種】 |
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ドウダンツツジ属では、ドウダンツツジ、サラサドウダン、ベニサラサドウダンが栽培されます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 植えつけは、真冬を除く11月〜3月が適期です。庭木として利用されますが、耐暑性はドウダンツツジよりも劣ります。木がそれほど大きくならないので、鉢植えでも栽培できます。 苗木の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。 鉢植えの用土 ツツジの仲間ですので、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を7:3程度に混ぜた用土など一例です。 植え場所、置き場所 夏の高温と強光を嫌いますので、半日陰が適しています。特に、夏の西日が長く当たるようなところ避けるようにします。 鉢植えは、花が終わる頃までは日当たりがよいところに置いても差し支えありませんが、その後は秋まで半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えは、2〜3年に1回、3月若しくは10〜11月に行います。鉢から抜いて、表土と古い土を適宜に落として一回り大きい植え替えます。 夏場の管理 鉢植えは、半日陰もしくは午前中少し日の当たるような場所に置きます。また、乾燥させすぎないよう、水やりを忘れないようにします。 剪定 剪定はあまり必要ありませんが、樹形を整える場合は花後に行います。 花芽は、7月下旬ごろにできますので、冬の剪定は、伸びすぎた枝を切り詰めるなど軽めの剪定にとどめます。 肥料 庭植えは、春先と花後に油カスのを株の周囲に与える程度で十分です。 鉢植えも、同じ時期に油カスの固形肥料を置肥します。 病気・害虫 ほとんどありませんが、アブラムシがつくことがあります。 |
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