ステルンベルギア |
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【ステルンベルギアについて】 |
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ステルンベルギア属は、ペルシャからコーカサス地方などに自生するヒガンバナ科の球根植物ですが、この中では、ルテア(Sternbergia lutea)がよく栽培されていて、通常、ステルンベルギアと言えば、本種を指します。クルシアナ(S. cruciana)やフィシェリアナ(S. fisheriana)もありますが見かけることはありません。 ルテアは、キバナタマスダレと言われるように、タマスダレに似た花形で、花色はタマスダレと違って白ではなく純黄色のすっきりした花色です。 開花時期が10月ですので、寂しくなった庭の中でとてもよく目立ちます。そして、鉢植えでも庭に植えてもよく育つことから人気のある球根のひとつです。 【栽培メモ】 耐寒性があって、庭に植えてもプランターに植えても、よく咲いてくれました。ただし、あまり分球しませんので、どんどん増えるというわけにはいきませんでした。 タネを播いて増やすこともできますが、まだ、播いたことはありません。開花までに5〜6年かかると言われていますので、ハードルが高いようです。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ステルンベルギアの概要】 |
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草丈 15〜20pほどの草丈になります。 花 1球から10pほどの花茎を2〜3本伸ばし、そのうえに鮮やかな黄色の花を咲かせます。花径は3pほどです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり、温暖地では露地でそのまま冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Sternbergia・・・・・19世紀のオーストリアの植物学者 Count Kasper von Sternberg への献名 lutea・・・・・「黄色の」、「金黄色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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ステルンベルギア属の仲間を紹介します。もっとも、ルテア以外は、種苗会社のカタログなどで見かけることはありません。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植え付けが遅れないようにします。 植え付け 8月下旬〜9月上旬頃が植えつけの適期です。植えたその年の秋に花が咲きますので、植えつけが遅れないようにします。耐寒性がありますので庭に植えても楽しめますが、草丈が高くならないので、鉢やプランターで育てるのにも向いています。 庭に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 鉢植えの用土 鉢やプランターの用土は、市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 庭に植える場合は5p程度にします。鉢植えの場合は首が少し出るくらいの浅植えにします。 株間 庭植えは、5〜10pほどにしますが、密植した方が見栄えがします。 鉢植えは6号鉢に5球が目安です。 植え場所・置き場所 庭植えの場合は、日当たりのよい場所を選びますが、午後日陰になるような場所でも支障はありません。 土質は選びませんが、水はけのよくないところは避けるようにします。 水はけがよくないと夏の高温期に球根が腐りやすくなります。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところで育てます。 植え替え 庭に植えた場合は、水はけがよい条件のよい場所に植えていれば3〜4年は植えっぱなしにできます。球根が混みあってきたら植え替えます。 もっとも、高温多湿にやや弱いので、関東以西の温暖地では、毎年掘り上げた方が安全だと思われます。 鉢やプランターで育てている場合は、毎年もしは2年に1回は植え替えます。 日常の管理 鉢やプランターは、過湿にならないよう注意します。葉が黄色くなってきたら水やりを中止します。 タネをとる場合を除き、花が終わったら花茎を早めに切り取っておきます。 冬の管理 耐寒性は強いので、庭に植えた場合は霜除け等は必要ありません。鉢やプランターは、厳寒期は軒下など霜の当たらないところに移します。 休眠期の管理 5月ごろには葉が枯れてきて休眠期に入ります。植え替えを予定しているときは、葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。 鉢やプランターで育てている場合も、植え替えの時期にきているときは掘り上げますが、そのまま雨のかからない日陰に置いて、秋の植えつけ時まで保管しても差し支えありません。 掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、植えつけ時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 ふやし方 一般的には分球して増やしますが、ステルンベルギアはあまり分球しません。 肥料 庭に植える場合は、植えつけ前に緩効性の化成肥料を土とよく混ぜておきます。また、花後と春に、株の周りに緩効性肥料を施します。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに、花後から休眠期の前まで、月2回ほど液肥を与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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