シナモンマートル |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【シナモンマートルについて】 |
||||||||||||||||
シナモンマートルは、オーストラリア原産のフトモモ科バクホウシア属の常緑低木です。ギンバイカによく似ていますが別属の植物です。また、園芸店で、間違ってレモンマートルという名前が付いていましたが、同属のレモンマートルと比較すると、一目で花の違いが分かりますし、小ぶりで葉も小さいので簡単に見分けがつきます。 ご存知のように、シナモンといえばクスノキ科の常緑樹で、その樹皮から作られる香辛料の名前でもあります。その香辛料をニッキともいいますが、シナモンマートルの樹皮もニッキの香りがします。 【栽培メモ】 比較的耐寒性があり軒下で冬を越します。ただし、強い霜に当たって葉を落とし、かなり弱ったことがありましたので、特に寒い日は玄関に取り込むようにしています。 また、水切れには弱く、冬場に乾燥させすぎてしまい、結局、枯れてしまったことがあります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【シナモンマートルの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 園芸店やホームセンターで見るとさほど大きくならないようにも見えますが、樹高は2〜3mになります。ただし、鉢植えの場合は、それほど大きくはなりませんし、剪定して低く抑えることができます。 花 乳白色の小さな花がたくさん咲きますので、目を引きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は0度ぐらいですので、関東以西の温暖地では霜の当たらない軒下に置けば冬を越すことができます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Backhousia・・・・・19世紀のイギリスの植物学者 James Backhouse に因みます。 myrtifolia・・・・・「ギンバイカ属のような葉を持つ」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
特にはありません。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 乾燥させすぎないようにします。特に夏場は気をつけます。 植え付け 5月ごろに開花株が園芸店やホームセンターなどで販売されていますので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てます。 購入した木は、植えられている鉢が小さい場合がほとんどですが、植え替えは花後に行います。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 日当たりのよい場所で管理します。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。 同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 鉢土が乾きすぎるとダメージが大きくなります。ひどく乾燥させてしまうと回復できずそのまま枯れてしまうことにつながりかねませんので、春から秋の生育期間中は、鉢土の表面が乾いてきたら十分に水を与えます。 剪定 樹形はそれほど乱れませんが、植え替の際、全体を三分の一ほど切り詰めておきます。 夏の管理 夏場は特に鉢土が乾燥しますので、半日陰の場所に移し、水やりが抜からないようにします。 冬の管理 やや寒さに弱いので、冬は軒下など霜の当たらないところに移します。特に冷え込みの厳しい日は室内に入れた方が安全です。寒さの厳しい地域は、室内に取り込みます。 冬は水やりを少し控えめにしますが、冬場でも乾燥させすぎないようにします。 肥料 春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にはありません。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |