レモンマートル |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
【レモンマートルについて】 |
||||||||||||||||
レモンマートルは、オーストラリアのクイーンズランド州に自生しているフトモモ科バクホウシア属の常緑の高木です。もっとも、鉢植えで育てている限りでは、さほど大きくなりません。 葉を揉むとレモンの香りがするところからその名前が付いています。観葉植物として栽培されますが、花もなかなか美しいものです。近縁種にシナモンマートルがありますが、シナモンマートルと比較すると、こちらの方が葉が大きく全体に大ぶりです。 【栽培メモ】 ホームセンターで買ったものの、なかなか花が咲かないので本当にレモンマートルかと思っていたところ、購入してから5年目でようやく株全体に花が咲くようになりました。 もともとは高木のようですが、鉢植えでは枝が勢いよく伸びるということはなく、鉢植えで何年も育てていますが剪定をして1mほどに収まっています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
||||||||||||||||
【レモンマートルの概要】 |
||||||||||||||||
樹高 現地ではかなり大きくなるようですが、鉢植えで剪定しながら育てれば1m程度で収まります。 花 白い小さな花が密集して咲きますので、なかなか美しいものです。花は、樹高が60pほどになってから咲き始めました。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はやや弱いですが、霜に当てなければ大丈夫のようです。私は、冬は軒下に置いていますが少し元気がなくなるものの無事に冬を越しています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Backhousia・・・・・19世紀のイギリスの植物学者 James Backhouse への献名 citriodora・・・・・「レモンの香りのする」 |
||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
||||||||||||||||
近縁種に、シナモンマートルがあります。 |
||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 全体を強く切り戻すときは、花後に行います。 ※ 鉢植えは、少なくても2年に1回は植え替えます。 植え付け 春に、園芸店やホームセンターなどに苗木が出ていますので、これを買って植えつけます。耐寒性がそれほどないので、無霜地域以外は鉢での栽培になります。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、軽石砂(パーライト)を6:3:1程度に混ぜた用土が一例です。 私は、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥を等量にした用土に、有機石灰を少し入れて植えていますが、特に問題なく育っています。 植え替え 毎年、もしくは鉢が大きい場合は2年に1回を目安に植え替えをします。できれば大きい鉢に植えている場合も毎年植え替えた方が調子がよいです。時期は、2〜3月頃が適期です。 植え替えを怠ると、根詰まりになって株に元気がなくなり花も咲かなくなってしまいます。 置き場所 日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 過湿を避け、鉢土の表面が乾いたら、タップリと水やりします。 剪定 鉢植えで育てるなら、剪定が欠かせません。 伸びすぎた枝を適宜切り戻しますが、全体を強く切り戻すときは、花後に行います。 冬の管理 霜に当たると傷みますので、冬は、霜の当たらない軒下などに置いて、水やりは控えめにします。 肥料 成育期間中、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。木をあまり大きくしたくない場合は、肥料を少し控えめにします。 病気・害虫 特にありません。 |
||||||||||||||||
このページのトップへ 一覧に戻ります。 |