サルビア・コクシネア |
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【サルビア・コクシネアについて】 |
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サルビア・コクシネアは、アメリカ南東部、メキシコ、中央アメリカなどが原産のアキギリ属の春まき一年草です。本来は宿根草ですが、耐寒性がないので春まき一年草として扱われます。一年草のサルビアとしては、サルビア・スプレンデンスについでよく栽培されています。 派手さではスプレンデンス種に一歩譲るかもしれませんが、シソの穂に似た美しい花が初夏から晩秋まで長い間咲きます。特に、秋が深まってくると花色が一段と冴えてきます。 【栽培メモ】 上の写真は株間を詰めて20cmにしていますが、多少密植したほうが見栄えがよくなります。病害虫もほとんどありませんので少し詰めて植えても大丈夫でした。 また、栽培環境や品種にもよりますが、こぼれダネから発芽して、とても賑やかに咲いたことがあります。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【サルビア・コクシネアの概要】 |
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草丈 30〜50pほどになります。 花 花色は赤が一般的ですが、白、ピンクなどもあります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Salvia・・・・・salvare(治癒する)に由来するセージ(sage)のラテン古名 salvia から。 coccinea・・・・・「深紅色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 株の小さいうちに摘芯して枝数を多くすると花がたくさん咲きます。 タネまき 発芽適温が20〜25度と高いので無理な早まきは控え、気温が十分に上がった4月中旬〜5月上旬ごろにタネを播きます。通常は、箱まきにして、覆土は5mmほどにします。 発芽後、本葉が3〜4枚のころに3号(9p)のポリポットに植え替えて育苗します。苗の生育が比較的早く、育苗は容易です。 植え付け ポリポットの底に根が回ってきたら、花壇やプランターに定植します。 花壇に植える場合は、植えつけの前に、苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 定植の際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も加えて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどが一例です。 株間 25〜30pとします。60cmの標準のプランターの場合は、3株が目安です。 植え場所・置き場所 過湿にやや弱いので、花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 株の小さいうちに摘芯して枝数を多くすると花がたくさん咲きます。また、咲き終わった花茎を摘み取ると脇から新しい花芽が出てきて、再びきれいに咲きますので、手入れを忘れないようにしたいものです。 肥料 花壇に植える場合は、植え付け前に、化成肥料を1u当たり50g程度施します。また、開花期間が長いので、定期的に追肥をします。 鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、1月ほどしたら、緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、もしくは液肥を10日に1回程度施します。 用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。 病気・害虫 アブラムシやオンシツコナジラミがつくことがありますが、通常の栽培では、それほどの被害はありません。 |
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