サルビア・コクシネア Salvia coccinea

サルビア・コクシネアの花
写真 サルビア・コクシネア 'レディインレッド'
撮影時期 2013.7.21
栽培状況 春まき後、庭植え
科名・属名

シソ科
サルビア属

園芸分類

春まき一年草

別名

ベニバナサルビア

原産地

熱帯アメリカ

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜11月

【サルビア・コクシネアについて】

サルビア・コクシネアは、アメリカ南東部、メキシコ、中央アメリカなどが原産の春まき一年草で、本来は宿根草ですが、耐寒性がないので春まき一年草として扱われます。一年草のサルビアとしては、サルビア・スプレンデンスについでよく栽培されています。

シソの穂に似た美しい花が、初夏から晩秋まで長い間咲きます。特に、秋が深まってくると花色が冴えてきます。

また、花がひととおり終わったら、切り戻しをすると再びよく咲いてくれますし、こぼれダネからひとりでに増えます。

栽培したところでは、育苗は簡単です。上の写真は株間を詰めて20cmにしていますが、多少密植したほうが見栄えがよくなります。サルビア・コクシネアは病害虫もほとんどありませんので少し詰めて植えても大丈夫でした。

【花の特徴と性質】

サルビア・コクシネアの花

草丈

50〜60pほどになります。

花色は赤が一般的ですが、白、ピンクなどもあります。

耐寒性・耐暑性

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

学名の説明

Salvia・・・・・salvare(治癒する)に由来するセージ(sage)のラテン古名 salvia から。
※ この属の一部が薬用になることに由来します。

coccinea・・・・・「深紅色の」

【主な種類と品種】

‘レディインレッド’

赤色の品種で、代表的な品種です。

‘フォレストファイアー’

草丈30〜40cmの真っ赤な花が咲きます。(写真:上から2枚目中)

‘ホワイトニンフ’

白花です。

‘コーラルニンフ’

花の上側が白に近い薄ピンクで下側がサンゴ色の花です。

‘サクラプルコ’

極早生タイプの品種で、ピンクの花が長く咲きます。(写真:下から2枚目)

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

発芽適温が20〜25度と高いので無理な早まきは控え、気温が十分に上がった4月下旬〜5月にタネをまきます。通常は、箱まきにして、覆土は5mmほどにします。

発芽後、本葉が3〜4枚のころにポットや小鉢に植え替えて育苗します。

サルビア・コクシネアの花

植え付け

ポットに根が回ってきたら、花壇やプランターに定植します。

花壇に植える場合は、植えつけの一週間ほど前に、苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。

定植の際は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土でよく育ちます。

株間

25〜30pとします。60cmの標準のプランターの場合は、3株が目安です。

植え場所・置き場所

過湿にやや弱いので、花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

株の小さいうちに摘芯して枝数を多くすると花がたくさん咲きます。また、咲き終わった花茎を摘み取ると脇から新しい花芽が出てきて、再びきれいに咲きますので、手入れを忘れないようにしたいものです。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け前に、化成肥料を1u当たり50g程度施します。また、開花期間が長いので、定期的に追肥をします。

サルビア・コクシネアの花

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、1月ほどしたら、液肥を10日に1回程度施します。

用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。

病気・害虫

アブラムシやオンシツコナジラミがつくことがありますが、通常の栽培では、あまり被害はありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。