クフェア |
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【メキシコハナヤナギについて】 |
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クフェアは、ミソハギ科の宿根草又は低木でメキシコを中心とした南北アメリカが原産地です。タバコソウ属(クフェア属)の中でよく栽培されているのは、ここで取り上げているメキシコハナヤナギと呼ばれるクフェア・フィソッピフォリアです。 メキシコハナヤナギは、メキシコ、グァテマラなどが原産の小低木で、鉢植えで育てるのに向いています。花期が長く、花は小さいですが、たくさん咲きます。 なお、本種以外に栽培されているクフェアの仲間は、ハナヤナギやタバコソウ、それにスリラッチャ、ラモシッシマなどですが、とても同じ属とは思えないほど変化に富んでいます。 なお、本種以外の種は、それぞれ形質もまた、育て方も違っていますので別に取り上げています。 【栽培メモ】 家の南側で北風の当たらないところに植えたところ、なんとか冬を越しました。ただし、霜除けをしていなかったときに、強い霜で枯れてしまったことがあります。 一方、鉢植えを霜の当たらない軒下に置いてありましたが、こちらは寒さで枯れることはありませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【メキシコハナヤナギの概要】 |
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樹高 40〜50cmほどになります。自然にこんもりとした形になります。 花 花径1cmほどの小さな6弁の花ですが、なかなか賑やかに咲いてくれます。花色は白、ピンク、淡いピンク、それに赤紫です。 耐寒性・耐暑性
耐暑性はありますが、耐寒性はそこそこと言うところです。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Cuphea・・・・・「曲がった」、「湾曲した」 ※ 果実の形に由来します。 hyssopifolia・・・・・「ヒソップのような葉の」、「ヒソップのような葉を持つ」 ignea・・・・・「炎色の」、「火のような」 micropetala・・・・・ micro(小さい)+ petalum(花びら)が語源です。 ramosissima・・・・・ 「たくさん分枝する」 llavea・・・・・※ 明確ではありませんが、スペイン語の llave(鍵)に由来すると思われます。 |
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【主な種類と品種】 |
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メキシコハナヤナギ以外にクフェア属の中で、よく栽培されている種類を紹介します。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、メキシコハコヤナギについて記載しています。 栽培のポイント ※ 鉢やプランターで育てている場合は、夏場の水切れに注意します。 植え付け 園芸店やホームセンターなどで開花株やポット苗が売られていますので、これを買って植えつけます。通常は鉢植えで育てますが、温暖地の場合は、霜除けをすれば庭植えも可能です。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と緩効性の化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えで育てる場合、ポット苗を購入したときは、根鉢の下を少し崩して5号鉢程度に植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 関東以西の温暖地では、北風が当たらない家の南側などであれば庭に植えることができます。ただし、霜除けをしてないと強い霜が当たると枯れることがあります。 また、日当たりと水はけのよいところに植えることが大切ですが、半日陰でもよく育ちます。 鉢やプランターで育てる場合は、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 鉢植えは、小さい鉢に植えているときは毎年、大きめの鉢に植えているときは2年に1回程度の頻度で植え替えます。時期は、暖かくなった4月ごろが適しています。 日常の管理 鉢やプランターで育てている場合は、夏場の水切れに注意します。 冬の管理 鉢やプランターに植えている場合は、軒下の霜の当たらないところに移し、水やりは控えめにします。 関東以西の温暖地では、北風の当たらないところに植えていれば庭植えでも冬を越しますが、厳冬期は不織布あるいは農ポリで包むなどして霜除けをしたほうが安全です。 ふやし方 5〜6月に挿し木ができます。 肥料 鉢植えの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、生育期間中、定期的に固形肥料を置肥するか、月に2〜3度液肥を与えます。 庭植えの場合は、4月と9月に緩効性の化成肥料を株の周りに撒いておきます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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