クチナシ Gardenia jasminoides

クチナシの花
写真 クチナシ
撮影時期 2006.6.18
栽培状況 鉢植え
科名・属名

アカネ科
クチナシ属

園芸分類

常緑小低木

別名

ガーデニア

原産地

日本、中国南部、台湾

用途

庭植え

花期

5〜6月

【クチナシについて】

クチナシは、日本や中国南部が原産のアカネ科の常緑低木です。早春に咲くジンチョウゲ、秋のキンモクセイと並んで芳香花木の代表です。梅雨時から咲き出し、白の美しい花がくと、すばらしい香りが辺りに漂います。

「クチナシ」というのは、この実が熟しても裂開しないことから名付けられたといわれています。

栽培したところでは、庭にこの木が1本あればと思い、庭が狭いのでヒメクチナシで辛抱していますが、それでも花と香りを十分に楽しむことができます。

【花の特徴と性質】

クチナシの花

樹高

1〜2mの株立ちとなります。わい性の品種のヒメクチナシもありますが、これだと剪定をして1m未満に収まります。

白花で一般種だと花径5〜7pですが、大輪種では10pに及ぶものもあります。

最近クリーム黄色のクチナシがカタログに出ています。

花は一重と八重がありますが、一般には八重咲きが栽培されています。

耐寒性・耐暑性

ともに強く庭植えできますが、寒地の場合は寒風に弱いので植え場所に留意します。

学名の説明

Gardenia・・・・・スコットランド生まれの植物学者 Alexander Garden への献名

jasminoides・・・・・「ジャスミンに似た」

【主な種類と品種】

ヤエクチナシ

八重咲きのクチナシで一般に栽培されているものです。

オオヤエクチナシ

大輪の八重咲きです。

ヒメクチナシ

葉も花も小型で、八重咲きです。

ゴールドメタル

花は大輪の八重咲きで、咲き始めは白で次第にクリーム色から黄色に変化していきます。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

植え付けは、春は暖かくなった4〜5月、秋は9〜10月に植えつけます。腐食質に富んだ土質を好みますので、植え穴に腐葉土か完熟堆肥を入れて、庭土と十分に混ぜて植えつけます。

クチナシの花

植え場所

日陰に植えると花付きがよくありませんが、半日陰程度でも十分に花が楽しめます。

逆に、一日中日が当たって乾くところは適していません。また、冬の乾燥した北風が当たるところも避けるようにします。

剪定

剪定をするのであれば、花後早めに済まします。

クチナシの花芽は、花の咲くころに伸びる新しい枝の先にできますので、8月以降に剪定すると花芽を切ってしまう恐れがあります。

ふやし方

挿し木が可能です。6〜7月に新しい枝を10〜15pに切り、挿し木すると比較的容易に発根します。

肥料

2月ごろに油かすと化成肥料を混ぜたものを根の周りに施します。

病気・害虫

オオスカシバが葉を食害しますので、スミチオンなどで防除します。この害虫は大きな被害を与えることが多いので、早めに駆除します。

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