ジンチョウゲ(沈丁花) Daphne odora

ジンチョウゲの花
写真 ジンチョウゲ
撮影時期 2007.2.18
栽培状況 庭植え
科名・属名

ジンチョウゲ科
ジンチョウゲ属

園芸分類

常緑低木

別名

チョウジグサ

原産地

中国

用途

庭植え

花期

2月下旬〜3月

【ジンチョウゲ(沈丁花)について】

ジンチョウゲ(沈丁花)は、中国原産のジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木です。その名前は、香りのよいことで有名な「沈香」と「丁字」を合わせたほどのよい香りがするというところから来ています。

木はそれほど大きくならないので、少し狭い庭でも十分に楽しむことができます。花もきれいですが、なんといっても、香りはすばらしいものがあります。

ジンチョウゲは、雌雄異株の木ですが、中国から伝わったのは雄株だけだといわれています。雌株もよく花が咲くそうです。

栽培したところでは、1月に入ると次第につぼみがふくらみはじめ、2月下旬には花が咲き始めます。残念ながら、木の寿命は短いようで、何故だかよくわかりませんが突然枯れることがあります。

【花の特徴と性質】

ジンチョウゲの花

樹高

約1mほどになる常緑低木です。

白色又は紅紫色の4弁花が、枝の先に集まって咲き、とてもよい香りがします。

耐寒性・耐暑性

暖地性の花木で耐暑性は強く、やや寒さを嫌います。

学名の説明

Daphne・・・・・・ギリシャ神話に登場する女神の名前であり、月桂樹の古ギリシャ名でもあります。
※ 葉の形が似ていることから転用されたものです。

odora・・・・・「香りのよい」、「よい香りの」

【主な種類と品種】

ジンチョウゲ

淡紫紅色の花が一般的です。

白花ジンチョウゲ

花の色が白いだけで、香りの良さは変わりません。

覆輪ジンチョウゲ

葉の縁に白い覆輪が入ります。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

常緑樹ですので春先に販売されることが多く、一般には3月下旬〜4月が植え付けの適期です。木がどんどんと大きくなるということはありませんので、ある程度までなら鉢植えで育てることができます。

根が直根性で、大株の移植は難しいですので、鉢やボットなどに植えられた小苗を買って植えつければ活着しやすいです。

腐食質に富んだ土壌が適していますので、植え穴に腐葉土か完熟堆肥を庭土とよく混ぜて植えつけます。

ジンチョウゲの花

鉢植えの用土

市販の園芸用培養土もしくは赤玉土とバーク堆肥(腐葉土)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所

強風や西日の当たらない、水はけのよいところが適しています。半日陰地でも問題ありません。

剪定

自然に樹形をつくるので、剪定はあまり必要としませんが、剪定を行うとすれば、花後に行います。ジンチョウゲは、花後に伸びた枝の先に花芽が付き、この花芽が翌春に開花します。

ふやし方

増やす場合は、3〜4月に挿し木を行うとよく活着します。順調に育てば、挿し木して3年目に花が咲きます。

肥料

5〜6月と9月に、緩効性肥料を少量与えます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。また、水はけが悪いと白紋羽病で木が枯れることがあります。

それから、原因はよくわかりませんが、元気だった株が急に枯れ込むことがあります。

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