キントラノオ |
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【キントラノオについて】 |
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キントラノオ(金虎の尾)は、メキシコ原産のキントラノオ科キントラノオ属の常緑低木で、花の少ない時期に咲いてくれますし、満開になるとなかなかきれいです。 耐寒性がないので比較的出回ることの少ない花木ですが、最近、コウシュンカズラという名前で売られているのを見かけます。 ただし、本当のコウシュンカズラ(Tristellateia australasiae)はツル性ですが、本種は写真のように立性でふたつは別種の植物です。また、アセローラはヒイラギトラノオ属で、キントラノオの近縁種になります。 【栽培メモ】 耐寒性が弱いので、その点注意が必要ですが、それを除けば丈夫な花木です。枝もそれほど伸びませんので、鉢植えで扱いやすい花木と言えます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【キントラノオの概要】 |
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樹高 1mほどにはなるようですが、鉢植えでは50pほどに収まります。 花 花径2pほどの黄色の小さな花を枝先につけます。花茎がしだれることはありません。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Galphimia・・・・・ Malpighia(ヒイラギトラノオ属)との関連がありそうですが、詳細は不明です。 glauca・・・・・「淡青緑色の」、「帯白色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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品種は特にないようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 春から晩秋の間は日当たりのよい場所に、冬は室内に取り込みます。 植え付け 通常は、7月頃につぼみのついた苗木が売られていますので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので鉢での栽培になります。 植えられている鉢が小さいときは、根鉢をあまり崩さないようにして一回り、もしくは二回りほど大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 春から晩秋までの間は日当たりのよい場所に、冬は室内に取り込みます。 植え替え 2年に1回を目安に、4〜5月に植え替えをします。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 水切れを起こすと株がぐったりとなりますので、土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをします。 樹形が乱れたら、室内に取りこむとき、もしくは春に剪定をします。 冬の管理 耐寒性がないので冬は室内に移し、水やりは控えめにします。 霜の当たらない軒下に置いてあったところ、葉を落としまたが、なんとか冬を越しました。但し、特に寒さの厳しいときは土間に入れています。 肥料 生育期間中の4〜10月に定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、月に2回ほど液肥を与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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