キントラノオ

キントラノオの花
写真 キントラノオ
撮影時期 2013.10.14
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キントラノオ科
キントラノオ属

園芸分類

非耐寒性常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

メキシコ

用途

鉢植え

花期

7〜10月

【キントラノオについて】

キントラノオ(金虎の尾)は、メキシコ原産のキントラノオ科キントラノオ属の常緑低木で、花の少ない時期に咲いてくれますし、満開になるとなかなかきれいです。

耐寒性がないので比較的出回ることの少ない花木ですが、最近、コウシュンカズラという名前で売られているのを見かけます。

ただし、本当のコウシュンカズラTristellateia australasiae)はツル性ですが、本種は写真のように立性で、ふたつは別種の植物です。また、アセローラはヒイラギトラノオ属で、キントラノオの近縁種になります。

【栽培メモ】

耐寒性が弱いので、その点注意が必要ですが、それを除けば丈夫な花木です。枝もそれほど伸びませんので、鉢植えで扱いやすいt花木と言えます。

【キントラノオの概要】

キントラノオの花

樹高

1mほどにはなるようですが、鉢植えでは50pほどに収まります。

花径2pほどの黄色の小さな花を枝先につけます。花茎がしだれることはありません。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Galphimia glauca

学名の説明

Galphimia・・・・・ Malpighia(ヒイラギトラノオ属)との関連がありそうですが、詳細は不明です。

glauca・・・・・「淡青緑色の」、「帯白色の」

【主な種類と品種】

品種は特にないようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 春から晩秋の間は日当たりのよい場所に、冬は室内に取り込みます。

植え付け

通常は、7月頃につぼみのついた苗木が売られていますので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので鉢での栽培になります。

植えられている鉢が小さいときは、根鉢をあまり崩さないようにして一回り、もしくは二回りほど大きい鉢に植え替えます。

キントラノオの花

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

春から晩秋までの間は日当たりのよい場所に、冬は室内に取り込みます。

植え替え

2年に1回を目安に、4〜5月に植え替えをします。鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。

日常の管理

水切れを起こすと株がぐったりとなりますので、土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをします。

樹形が乱れたら、室内に取りこむとき、もしくは春に剪定をします。

冬の管理

耐寒性がないので冬は室内に移し、水やりは控えめにします。

霜の当たらない軒下に置いてあったところ、葉を落としまたが、なんとか冬を越しました。但し、特に寒さの厳しいときは土間に入れています。

肥料

生育期間中の4〜10月に定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、月に2回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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