コウシュンカズラ

コウシュンカズラの花
写真 コウシュンカズラ
撮影時期 2008.6.22
栽培状況 鉢植え

科名

キントラノオ科

属名

コウシュンカズラ属

学名

Tristellateia australasiae

園芸分類

常緑つる性低木

別名

(特にありません)

原産地

東南アジアなど

主な用途

鉢植え

花期

5〜10月

【コウシュンカズラについて】

コウシュンカズラ(恒春葛)は、東南アジアからニューカレドニア原産のキントラノオ科コウシュンカズラ属のつる性植物です。漢字で書くと恒春葛ですが、買ったものに付いていたラベルは「香春カズラ」となっていました。ただし、花に香りはありません。購入したラベルには、'スターチャイルド' という名前が付いていましたが、品種名ではなく流通名のように思われます。

キントラノオの近縁種ですが、コウシュンカズラはつる性で花が咲き進むと花茎が垂れてきます。なお、園芸店やホームセンターなどでコウシュンカズラとして売られているものがキントラノオであることがよくありますが、キントラノオはつる性ではありません。

【栽培メモ】

購入して鉢植えで育てていましたが、花はよく咲きました。冬場、室内に取り込むのが遅れて枯らしてしました。

その後、やっと入手することができ、今度は、寒くなる前に室内に取りこみましたので、葉を落とすこともなく冬を越しました。

【育て方は下へ ↓ 】

【コウシュンカズラの概要】

樹高

つる性ですが切り戻しをしながら育てれば、あんどん仕立てで栽培できます。

花径4pほどのすっきりした黄色の花が咲きます。写真のように花がたくさん咲きますので、とても見栄えがします。

コウシュンカズラの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性はありますが、耐寒性がありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Tristellateia・・・・・ラテン語の tres (3)+ stella (星)が語源です。
※ 無傷の果実にある3つの翼果(果皮の一部が平らな翼状に発達した果実)が星に似ていることに由来します。

australasiae・・・・・「オーストラリアの」

【主な種類と品種】

販売されている木のラベルには、'スターチャイルド' となっていましたが、単なる流通名のようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 翌年も育てる場合は、冬場の管理が大切です。

植え付け

初夏に花の咲いた株が出回っています。これを買ってきて育てることになりますが、耐寒性がないので通常は鉢での栽培になります。購入した株は鉢が小さい場合が多いので、こうした場合は大きめの鉢に植え替えます。

コウシュンカズラの花

置き場所

日当たりのよいところで管理します。耐寒性がないので、冬は室内に取り込みます。

日常の管理

つる性ですので、一般にはアンドン仕立てにして栽培します。枝が伸びすぎたら、適宜切り戻しをします。生育期間中はたっぷりと水を与えますが、冬場は控えめにします。

通常の植え替えは、4月になってから行います。

冬の管理

やや乾燥気味にして水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

肥料

生育期間中に緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、月に2〜3回ほど液肥を与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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