イフェイオン・セロウィアナム |
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【イフェイオン・セロウィアナムについて】 |
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イフェイオン・セロウィアナムは、南米のウルグアイなどに分布しているヒガンバナ科ハタケニラ属の秋植え球根です。以前はハナニラ属(イフェイオン属)に分類されていましたので、いまだにイフェイオンが頭に付いてそう呼ばれています。花や葉の特徴からしても、ハタケニラ属が適当ではないかと思います。 2月に入ると鮮やかな黄色の花が咲きますが、一般によく栽培されるイフェイオン(Ipheion uniflorum)と比較すると、花色のほかに、開花時期が早いこと、葉が細長いことも特徴のひとつです。 なお、ハタケニラ属の中では、ノトスコルダム・モンテビデンセが栽培されています。 【栽培メモ】 丸形のプランターで育てましたが、たいへん丈夫で、手間がかからない点は他のハナニラ属と同様でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【イフェイオン・セロウィアナムの概要】 |
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草丈 草丈は、5cmほどですので、鉢やプランターに植えて楽しむのに適しています。 花 花の大きさは、4cm程度で、6枚の花弁が星形に開きます。花色は鮮やかな黄色です。 他のイフェイオンよりは早くから咲きはじめます。また、花期が長く、1ヶ月程度は楽しめます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、戸外で冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Nothoscordum・・・・・ギリシャ語の nothos(偽の)+ skordum(ニンニク)が語源です。 sellowianum・・・・・ドイツの植物学者 F. Sellowへの献名 |
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【主な種類と品種】 |
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イフェイオンの仲間は、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植え付け、植え替えの時期が遅れないようにします。 植え付け 花壇に植えても、鉢やプランターに植えても楽しめますが、小型の球根ですので鉢やプランターでの栽培に向いています。植え付けの適期は、9月下旬〜10月ごろです。 花壇に植える場合は、植えつけの前に苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて庭土に混ぜておきます。1週間ほどしたら、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5Lほど入れ、化成肥料も少なめに撒いて、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものに苦土石灰を少し混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 花壇に植えるときは5cm、鉢やプランターに植えるときは3cmを目安にします。 植え場所・置き場所 日当たりのよいところで育てます。 株間 鉢植えは、5号鉢で7球程度とします。 植え替え 庭植えの場合は、毎年掘り上げる必要はなく、数年は植えっぱなしでかまいません。植え替えるときは、9月ごろに掘り上げて、分球して植えつけます。 鉢やプランターに植えた場合は、2年に1回を目安に、同じ時期に鉢から球根を取り出し、分球して植え替えます。 いずれの場合も、セロフィアナムは、秋になるとすぐに成育を始めますので、植え替えの時期が遅れないようにします。 日常の管理 花壇に植えた場合は、手間がかかりません。鉢やプランターは、鉢土が乾いたら水やりをします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えた場合は、水やりは少なくします。 休眠期の管理 鉢やプランターに植えた場合は、葉が枯れたら鉢ごと乾燥させて、秋の植え替え時まで雨のかからない涼しいところで保管します。 ふやし方 分球して増やすことができます。 肥料 花壇に植えた場合は、草勢が強いので、肥料はあまり必要としません。 鉢やプランターの場合は、植え付け、植え替え時に緩効性肥料を与えますが、多肥にする必要はありません。 病気・害虫 病害虫はとくにありません。 |
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