アマリネ

アマリネの花
写真 アマリネ
撮影時期 2024.10.12
栽培状況 プランターで栽培

科名

ヒガンバナ科

属名

アマリネ属

学名

Amarine tubergenii

園芸分類

夏植え球根

別名

(特にありません)

原産地

(属間交配種)

主な用途

鉢植え、庭植え

花期

10月

【アマリネについて】

アマリネは、ベラドンナリリーネリネ・ボーデニーをかけ合わせて作られた属間交配種です。ネリネが交配親になっているので花弁が輝いてきれいです。

難点と言えば、球根が肥大して充実したものにならないと花が咲かないことです。肥培管理を怠ると、球根ばかり増えて花が咲かないということになりかねません。

【栽培メモ】

プランターに植えつけてから、なかなか開花せず半ばあきらめていましたが、やっと開花してくれました。それだけに花を見るのは少し難しいといわざるを得ません。

それはともかく、花が美しいだけに挑戦し甲斐があると言えます。

【育て方は下へ ↓ 】

【アマリネの概要】

草丈

40〜50cmほどになります。

少し紫がかった濃いピンクの美しい花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐寒性は強くないので鉢植えが一般的ですが、霜の降りないところでは庭植えも可能と思われます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

(開花させるのは)やや難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

tubergenii・・・・・植物学者の Cornelius Gerrit van Tubergen に因みます。

【主な種類と品種】

'ザーネンブルグ'('Zwanenburg')やベラビダシリーズの品種などがありますが、ほとんど出回っていません。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 充実した大きい球根に育てないと花が咲きません。

植え付け

7〜8月ごろが植えつけ、植え替えの適期です。霜に当たると傷みますので、通常は、鉢やプランターで育てます。

鉢植えの用土

赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜた用土などを使います。

植え付けの深さ

鉢植えの場合は、根の上部が少し出るよう浅植えします。

アマリネの花

置き場所

日当たりのよいところで栽培します。

株間

7号鉢に1球が目安です。

植え替え

鉢やプランターは2年に1回は植え替えます。この際、分球しているものは手で分けておきます。そのまま植え付けると、栄養分が分散され、開花できる球根の大きさに育ちにくくなり、また、花も咲きにくくなります。

日常の管理

花が終わったら、花茎を早めに切り取っておきます。

休眠期の管理

6月ごろには葉が黄色くなってきますので、休眠期に入ります。それからは、乾燥気味に管理し、長雨に当てないようにします。多少雨がかかっても球根が腐ることはなく、鉢土をカラカラに乾燥させる必要はありません。

冬の管理

充実した球根にするためには、冬の間もできれば簡易のビニールハウスで育てればいいですが、そうでなくとも、霜の当たらない軒下の日当たりのよいところで育てる必要があります。

ふやし方

普通に育てていてもよく分球するので、簡単に増やすことができます。ただし、そこから開花球に育てるには時間がかかります。

肥料

10月から5月ごろまで、冬場を除き、月に1回緩効性の固形肥料を与えるか、液肥を月に2回程度与えます。

病気・害虫

特にはありませんが、せっかく咲いた花がヨトウムシなどに食べられないようにします。

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