アヤメ |
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【アヤメについて】 |
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アヤメは、日本、朝鮮、シベリアなどに分布するアヤメ科アヤメ属の宿根草です。カキツバタやハナショウブとよく似ているところから混同されることがよくあります。その違いは、花びらの基の部分が、ハナショウブは黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様があることで区別できます。 アヤメはあまり品種改良がされてこなかったこともあって、ハナショウブなどと比較して栽培は少ないですが、花が咲くとなかなか風情があります。なお、本種の変種にカマヤマショウブがあります。 なお、アヤメの語源は、花弁の元にある黄色の部分を綾目と見立たことによるものといわれています。改良アヤメには、いろいろな花色があります。 【栽培メモ】 乾燥に強く丈夫で育てやすいので、もっと栽培されてよいと思われます。もっとも、ハナショウブと比較されると影が薄いのかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【アヤメの概要】 |
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草丈 草丈は60p〜1mほどになり、根茎がよく広がります。草丈のもっと低い矮性の種類あります。 花 青紫の花をたくさん咲かせますので、株が増えると一段と見栄えがします。花色は紫の他に白花や藤桃色などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性があり、戸外で越を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱いの4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Iris・・・・・・ギリシャ語の iris(虹)が語源です。 sanguinea・・・・・「血紅色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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アヤメの仲間を紹介します。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合は、3〜4年経ったら植え替えます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどではさほど見かけることがありませんが、通常は、株分けしたものを花後に植え替えます。庭植えが一般的ですが、鉢植えで育てるなら、草丈の低い品種が向いています。 植え付けの時期は、芽が動きだす前の3月ごろ、若しくは花後が適期です。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20〜25pほどにします。 植え場所・置き場所 ハナショウブと違って、アヤメは乾燥に強いので日当たりと水はけのよいところに植えつけます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 庭植えの場合は、3〜4年経つと株が混み合ってきて、花付きが悪くなりますので、花後に株分けを兼ねて植え替えます。 3芽ぐらいを標準にし、葉先を三分の一ほど切り取って植えつけます。 鉢やプランターに植えた場合は、根がよく張りますので毎年植え替えます。 日常の管理 花が終わったら、早めに花茎を切り取ります。 冬の管理 耐寒性がありますので、戸外で冬を越します。 ふやし方 花後に株分けして増やすことができます。 肥料 庭植えの場合は、やせ地でない限り無肥料でも差し支えありません。鉢植えも春と秋に緩効性の固形肥料を少し与えるだけで十分です。 病気・害虫 特にありません。 |
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