ルドベキア

ルドベキアの花
写真 'チェロキーサンセット'
撮影時期 2014.6.23
栽培状況 秋播き後、庭植え
(冬はトンネル栽培)

科名

キク科

属名

オオハンゴンソウ属

学名

Rudbeckia hirta

園芸分類

一・二年草

別名

コーンフラワー

原産地

北アメリカ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6月〜7月

【ルドベキアについて】

初夏に大きな濃い黄色の花を株一杯に咲かせるルドベキアは、北アメリカ原産のキク科オオハンゴンソウ属の一・二年草又は宿根草です。ここでは、アラゲハンゴウソウの和名をもつ、一・二年草のヒルタ種(R. hirta)を取り上げています。宿根草タイプは別に載せています。

このヒルタ種は、大輪で美しい花を咲かせますが、夏の高温多湿が苦手で、温暖地では秋播きが適しています。春まきにすると、開花が近くなる頃に梅雨と梅雨明けの高温に見舞われ、よい結果が残せません。

なお、この属のオオハンゴンソウ(R laciniata)は、繁殖力が強く日本各地に帰化していて、特定外来生物に指定されています。勿論、栽培も禁止されています。

【栽培メモ】

ヒルタ種のタネは、種苗会社のカタログには春号に載っている場合が多いですが、温暖地の場合は秋播きをおすすめします。秋播きにして、冬場、トンネルをして霜除けをしたところ、株も充実して、初夏にすばらしい花が咲きました。

春播きでは、花の咲くころに暑い時期を迎え、よい結果が得られませんでした。

【育て方は下へ ↓ 】

【ルドベキアの概要】

草丈

高さは一般的に80p〜90pとなりますが、30p程度になる矮性種も売られています。

秋播きでは、初夏花が咲きます。花の径は10p程度のものが多いようですが、特に大きなものではそれ以上になります。

色は、濃黄色〜橙色が一般的ですが、中心に茶褐色のマークが入る品種もあります。

‘プレーリーサン’の花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 弱い

ヒルタ種も夏を乗り切れば宿根しますが、温暖地では夏の高温多湿で枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

※ タネから育てる場合:(温暖地では)やや難しい

※ 苗から育てる場合:やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Rudbeckia・・・・・スウェーデンの植物学者 O.Rudbeck への献名です。

hirta・・・・・「毛の多い」、「有毛の」

laciniata・・・・・「裂片に分かれた」、「細かく分裂した」

【主な種類と品種】

‘プレーリーサン’

草丈が60cmほどの大輪の品種で、咲き始めの花は径15pを超えます。よく分枝し、豪華に咲きます。丈夫で育てやすい品種です。(写真:上から2枚目)

‘マヤ’

花茎10pほどで、八重咲きのこんもりとした花形が魅力の品種です。(写真:下から2枚目)

‘ローランドミックス’

草丈25〜30pほどの矮性で、花径は10pほどです。

‘チェロキーサンセット’

ボリューム感のある八重咲きで、バイカラーが花壇に冴える魅力の品種です。

‘チェリーブランディ’

ルドベキアには珍しい赤花が咲く品種です。(写真:最下段)

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 温暖地の場合は、秋まきにした方がよい結果が得られます。

※ 秋播きの場合は、定植後、霜除けが必要です。

タネまき

温暖地の場合は、9月下旬〜10月中旬に播いた方がよい結果が得られます。箱播きでもかまいませんが、袋に入っているタネの数が少ないので、ポットに直接播いて育てた方が後の手間が省けます。寒地の場合は、春播きとします。覆土は、タネが隠れる程度にします。

箱蒔きの場合は、発芽後、本葉3〜4枚でポリポットに植え替えて苗を育てます。

‘マヤ’の花

植え付け

花壇に植える場合は、植えつけ前に、苦土石灰を1u当たり50〜100gほど撒いて耕しておきます。

ポットに根が回ったら、花壇やプランターなどに定植します。秋播きの場合、年内に花壇に定植したときは霜除けが必要になりますので、フレームなどで育て春に定植する方法もあります。その場合は、3号のポットから4号のポットに植え替えて苗を育てます。

花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土などを使います。

株間

大きな株になりますので、25〜35cmほどの間隔をとります。60cmのプランターの場合、2〜3株ほど植え付けます。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

鉢やプランターに植えたときは、過湿にならないよう注意します。

花が大きいので、開花時に株が倒れてくることがあります。そのときは早めに支柱を立てておきます。

‘チェリーブランディ’の花

冬の管理

秋に花壇に定植したときは、不織布でトンネルをするなどして冬の寒さから守るとともに成育を助けます。

そうすることによって、春までに充実した株に育って、よく咲いてくれます。

秋に鉢やプランターに定植したときも、軒下など霜の当たらない暖かいところに置いて育てます。

肥料

花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり50gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。

暖かくなって、株が大きくなり始める頃に、化成肥料を追肥します。

鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性の肥料を与え、後は、液肥を定期的に施します。

病気・害虫

発芽して間もなくの頃にナメクジに葉を食べられることがあります。また、長雨のときにベト病が発生することがあります。

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