宿根ルドベキア

ルドベキアの花
写真 'ブラックジャックゴールド'
撮影時期 2020.7.26
栽培状況 庭植え

科名

キク科

属名

オオハンゴンソウ属

学名

Rudbeckia

園芸分類

宿根草

別名

コーンフラワー

原産地

北アメリカ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6月〜9月

【宿根ルドベキアについて】

ルドベキアは、タネから育てる一・二年草のヒルタ(Rudbeckia hirta) の品種がよく栽培されていますが、宿根性のルドベキアもよく見かけます。一・二年草と比較すると耐暑性が強く、真夏の暑さを苦にすることはありません。

トリロバ (R. triloba) の'タカオ'という品種がおなじみですが、その他にもフルギダ種の 'リトルゴールドスター' などもよく栽培されています。いずれも株一面に花が咲いて夏の庭に彩りを添えてくれます。

【栽培メモ】

庭植えにしていましたが、けっこう株が大きくなってにぎやかに咲いてくれました。

【育て方は下へ ↓ 】

【宿根ルドベキアの概要】

草丈

【主な種類と品種】を参照してください。

【主な種類と品種】を参照してください。

ルドベキアの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 比較的強い

宿根草タイプは耐暑性があり、また、寒さにも強く庭植えで越冬します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Rudbeckia・・・・・スウェーデンの O.Rudbeck への献名です。

triloba・・・・・「3裂片の」

fulgida・・・・・「光沢のある」、「輝く」

【主な種類と品種】

以下の種類は宿根性のルドベキアです。なお、オオハンゴンソウ(大反魂草)(Rudbeckia laciniata)は、北日本を中心に野生化している種類で、特定外来生物に指定されていて販売や栽培等が禁止されています。

トリロバ
R. triloba

アメリカの東部から中西部に自生していて、草丈は1.2〜1.5mほどです。暑い夏にも咲くタカオ(‘takao’)や 'ブラックジャックゴールド' ががよく栽培されています。

フルギダ
R. fulgida

北アメリカの東部に自生していて、草丈は60〜90cmほどです。'リトルゴールドスター' は、草丈が50pほどの小型で多花性の品種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 5月頃に一度摘芯をしておけば、締まった株になります。

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは、春に苗が売られていることが多いので、これを買って植え付けます。

庭に植えるときは、直径30〜40p、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

ルドベキアの花

株間

大きな株になりますので、40〜50cmほどの間隔をとります。鉢植えの場合は、8号以上の大きな鉢を使います。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当りと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えたときも日当たりのよいところに置きます。

日常の管理

鉢やプランターに植えたときは、過湿にならないよう注意します。

庭植え、鉢植えとも、5月頃に一度摘芯をしておけば、締まった株になります。

植え替え

鉢植えの場合は、毎年植え替えるようにします。

冬の管理

鉢植えの場合は、乾燥させすぎないようにします。

肥料

生育が旺盛ですので、庭に植える場合は、 やせ地でなければほとんど必要ありません。

鉢やプランターに植える場合は、植えつけ時に緩効性の肥料を与え、後は、緩効性の固形肥料を定期的に与えます。

病気・害虫

それほど被害を与えるものはないようです。

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