レモンベルガモット |
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【レモンベルガモットについて】 |
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モナルダの中では宿根草タイプのものがよく栽培されますが、レモンベルガモットは、アメリカ合衆国やメキシコ原産のシソ科ヤグルマハッカ属の秋播き(春播き)一年草です。 葉にはレモンの香りがあり、ハーブティーやサラダに利用されますが、花もなかなか美しいものです。咲き方が独特で、ダンギクのように階層状に花が咲きます。 【栽培メモ】 タネが販売されていましたので、秋に播いてみました。育苗は容易で耐寒性もあり、5月によく咲いてくれました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【レモンベルガモットの概要】 |
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草丈 50〜60cmほどになります。 花 赤紫の花色で階層状に花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、耐暑性はなく花後に枯れてしまいました。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Monarda・・・・・16世紀のスペインの植物学者 Nicolas Monardes に因みます。 citriodora・・・・・「レモンの香りのする」 |
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【主な種類と品種】 |
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他のモナルダについては、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 摘芯をすると、側枝が伸びて花がたくさん咲くようになります。 タネまき 園芸店やホームセンターなどで苗を見かけたことはありませんが、タネが販売されていますので、タネから育てることができます。耐暑性が弱いので、関東以西の温暖地の場合は、秋播きが適しています。 発芽適温は、15〜20度ですので、秋播きは9月下旬〜10月中旬、春播きは3月下旬〜4月が適期です。 育苗箱に播き、覆土はしないか、ごくわずかにして底面吸水か霧吹きで吸水します。発芽後、本葉が3〜4枚になったらポリポットに植え替えて、薄い液肥を与えながら苗を育てます。 植え付け タネから育てた場合は、ポットに根が回ってきたら植え付けをします。庭に植える場合は、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も一緒に入れて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日向でも半日陰でもよく育ちます。日当たりが悪く、風通しのよくないところに植えるとウドンコ病が発生しやすくなります。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところで育てます。 株間 庭に植える場合は、30〜40pほどの間隔をとって植えつけます。60cmの標準のプランターの場合は、2〜3株が目安です。 日常の管理 やや湿り気がある土を好み、乾燥に弱いので、鉢やプランターで栽培するときは水切れに注意します。 定植した後、ある程度成長したら、摘芯をしてやると花がたくさん咲くようになります。 冬の管理 耐寒性がありますので、庭に植えた株は霜除けをしなくても冬を越します。 ふやし方 タネを播いて増やします。 肥料 庭に植える場合は、それほど多肥にしなくてもよく育ちます。植え付け時に化成肥料を1u当たり30〜50gほど入れ、後は株の状態を見て必要なら、追肥として3月に化成肥料を株元に施します。 鉢やプランターで育てる場合は、植え付けの際、緩効性の化成肥料を元肥として与え、暖かくなったら2週間に1回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 ウドンコ病にかかりやすいので、発生したら病気の葉を取り除いてから、早めに防除します。 |
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