ロビニア |
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【ロビニアについて】 |
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ロビニアというのは北アメリカ原産のハリエンジュ属の落葉高木のことですが、この中で一般に植栽されているのは、ハナエンジュと呼ばれるロビニア・ヒスピダ(R. hispida)とその交雑種、それにニセアカシア(R. pseudoacacia )の園芸品種などです。 マメ科ですので、花だけ見るとフジの花に似ていますが、ロビニアはつる性ではありません。 なお、ロビニアは、樹勢が非常に強く、あっという間に木が大きくなりますし、地下茎が伸びて周囲に芽を出しますので、植える場所には注意が必要です。 【栽培メモ】 ‘カスケルージュ’は、成長が非常に早くて2年目には3m近くになり、花も植えたその年に咲きました。‘ヒリエリ’も同様に樹勢が強く、すぐに大きくなりました。 |
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【ロビニアの概要】 |
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![]() 樹高 5mを超えるほどになりますが、強剪定をすれば、なんとか3mほどで収められそうです。 花 マメ科特有の花が房状になって咲きます。花色はピンクや紫紅色です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり、ほぼ全国で栽培できます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい(毎年の剪定作業が必要になります) (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Robinia 学名の説明 Robinia・・・・・フランスの J. Robin と V.Robin 父子に因みます。 hispida・・・・・「剛毛のある」、「刺毛のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント 広いスペースがあれば別ですが、毎年の剪定作業が欠かせません。 植え付け 落葉後の11〜12月、又は2〜3月に植えつけます。樹勢が強く木が大きくなりますので、鉢植えでの栽培には向いていません。 植え付ける際は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後は、たっぷりと水やりをして風で苗木がぐらつかないように支柱を立てておきます。 ![]() 植え場所 日当たりのよいところに植えつけます。樹冠がかなりの広さになりますので、余裕のあるスペースが必要です。 ‘カスケルージュ'もそうですが、地下茎が伸びて周りに芽を出します。また、こぼれダネからあちこちに芽を出しますので、植え場所には注意が必要です。 剪定 枝の伸びがとても旺盛ですので、樹高を抑えるなら剪定が欠かせません。時期は、花が終わった後に行います。 日常の管理 地下茎が伸びて周りに芽を出したり、こぼれダネから芽を出しますので、早めに処分しないと手に負えなくなる恐れがあります。 肥料 極端なやせ地でない限り、肥料は必要としません。逆に肥料を与えると、樹勢が強くなりすぎてしまいます。 病気・害虫 アブラムシが付きます。特に 'ヒリエリ' にはよく付きますので早めの駆除が必要です。 |
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