レンゲツツジ

キレンゲツツジの花
写真 キレンゲツツジ
撮影時期 2015.4.23
撮影場所 香南市野市町にて

科名・属名

ツツジ科
ツツジ属

園芸分類

落葉中木

別名

ウマツツジ

原産地

日本、中国

用途

庭植え、鉢植え

花期

4月〜5月

【レンゲツツジについて】

レンゲツツジは、日当たりのよい高原に多く自生する落葉性のツツジです。オレンジ色の花が美しいので、庭木や鉢で栽培されます。キレンゲツツジもこの仲間で、庭木としては、こちらの方もよく栽培されます。

常緑のツツジと比較するとやや耐暑性が劣るため、夏の西日が当たるようなところは避けた方が無難です。なお、木には毒があり、牛や馬が食べ残すことからウマツツジという別名があります。

【栽培メモ】

やや高温に弱いことから、他のツツジと比較すると、生育は緩慢です。

【レンゲツツジの概要】

レンゲツツジの花

樹高

1〜2mになります。

花径5cmほどで、オレンジ色のほか黄色の花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い

耐寒性は強いですか、耐暑性はツツジの中では少し弱いようです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ (関東以西の暖地では):やや難しい

※ (その他の地域では):やさしい〜比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Rhododendron molle subsp.japonicum

学名の説明

Rhododendron・・・・・ギリシャ語の rhodon(バラ)+ dendron(樹木)が語源です。

japonicum・・・・・「日本の」

【主な種類と品種】

黄色の花が咲くキレンゲツツジがよく栽培されています。エクスバリーアザレアも近縁種です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 温暖地の場合、午後は日陰になるところを選んで植えつけます。

植え付け

落葉性ツツジですので、通常は落葉後から芽が出る前の春先に植えつけます。鉢植えの用土は、他のツツジと同様、鹿沼土を主体にしたものを使います。

植え替え

鉢植えで育てている場合は、2年に1回程度の頻度で植え替えをします。

レンゲツツジの花

植え場所・置き場所

温暖地の場合、午後は日陰になるところを選んで植えつけます。西日が当たるところは避けるようにします。

日常の管理

水切れに弱いので、鉢植えの場合は夏の水やりを忘れないようにします。

剪定

自然に樹形ができていきますので、一般的には剪定はあまり必要ありません。樹形を乱すような枝がある場合など、剪定をするなら花後に行います。

肥料

2月と10月頃に油カスの固形肥料を与えます。

病気・害虫

シンクイムシ(ベニモンアオリンガの幼虫)につぼみを食べられてしまうことがあります。また、グンバイムシが発生することがあります。

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