ラグラス |
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【ラグラスについて】 |
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ラグラスは、地中海沿岸地方原産のイネ科ウサギノオ属の秋まき一年草です。フワフワした軟毛があって手触りがすばらしいことが魅力です。咲き進んでくると、中の写真のように花穂の中から芒がたくさん出てきます。 なお、属名のラグラスというのは「ウサギの尾」という意味で、花穂がウサギの尾に似ているところから名付けられています。和名もウサギノオで、花穂はドライフラワーや生け花に利用できます。 【栽培メモ】 ポリポットに直接タネを播いて苗を育て、花壇に植えました。丈夫で耐寒性もあり、栽培は至って簡単でした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ラグラスの概要】 |
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草丈 30〜50pほどです。 花 花穂の長さは3〜6pほどで、羊毛状の毛で覆われています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が強く戸外で冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lagurus・・・・・ギリシャ語の「うさぎの尾」という意味です。 ovatus・・・・・「卵型の」 |
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【主な種類と品種】 |
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ラグラス・オバタスという学名でタネが販売されていることが多いですが、草丈の低い種類と比較的高くなる種類があり、花穂の長さも異なります。上の2枚の写真のラグラスは、草丈が20cm、下の写真の株は40pほどでした。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネは花壇に直まきするか、ポリポットに直接播きます。 タネまき 移植を嫌いますので、花壇に直まきするか、ポリポットに直接播きます。発芽適温は15〜18度ですので、9月下旬〜10月中旬に播き、覆土は5mmほどにします。 直播にした場合は、発芽後に生育状況を見ながら20cm間隔になるように間引いていきます。 ポリポットに播いた場合は、順次間引いて、充実した苗を1本残すようにします。 植え付け ポリポットに播いた場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなとに定植します。 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。植え付け時には、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置いて育てます。 株間 20pほどにします。60pの標準のプランターに植えるときは3株が目安です。 日常の管理 花壇に植えた場合は、ほとんど手間がかかりません。鉢やプランターに植えた場合は、鉢土の表面が乾いたら水やりをします。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありませんが、寒さの厳しいところは霜除けをした方が安心です。 鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 肥料 花壇に植える場合は、肥料は必要ありません。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に元肥として緩効性の化成肥料を少なめに入れ、後は、暖かくなったら薄めの液肥を2週間に1回程度与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 ほとんどありませんが、ときたまアブラムシが付くことがあります。 |
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