ニクニス |
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【ニクニスについて】 |
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リクニスはセンノウ属のことで、この属にはスイセンノウやマツモトセンノウなどがおなじみですが、ここではセンノウ属の種間交配種などを取り上げています。いずれも、本来は宿根草ですが、やや夏の高温多湿に弱いので、温暖地では一・二年草の扱いになるものもあります。 ここでは、マツモトセンノウとエゾセンノウの交雑種と言われているリクニス・ハーゲアナやこのハーゲアナとアメリカセンノウの交雑種の 'ベスビウス' などを取り上げています。 【栽培メモ】 リクニス・ハーゲアナを秋まきにして花壇に植えて育てましたが、育苗はやさしく初夏によく咲いてくれました。ただし、耐暑性は弱く、花が咲いた後、夏が来る前に枯れてしまいました。 一度、春播きにして、花壇に植えてみましたが、開花する前に夏の暑さで枯れてしまいました。春播きにした場合は、苗のまま、涼しいところで夏越しさせて、秋に花壇に植え付けた方がよかったかも知れません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【リクニスの概要】 |
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草丈 【主な種類と品種】を参照してください。 花 【主な種類と品種】を参照してください。 リクニス・ベスビウス(2020.6.1) 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、耐暑性は強くありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Lychnis・・・・・・ギリシャ語の lychnos(炎)に由来します。 haageana・・・・・19世紀のドイツの園芸家 Johann Nicolaus Haage への献名 arkwrightii・・・・・(※ 不詳) |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏は、涼しいところで育てます。 タネまき タネが手に入ったら9月中旬〜10月上旬、若しくは3月下旬〜4月上旬に播きますが、温暖地では秋播きが適しています。箱まきにして、覆土は2mm程度にします。 発芽後、本葉が2〜3枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。発芽はよく、育苗も容易です。 植え付け 酸性土壌を嫌いますので、花壇に植える場合は、植えつけの1週間ほど前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて耕しておきます。 ポットに根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。春播きにして花壇に植える場合は、ポットに植えたまま、夏は涼しいところで夏を越し、秋に定植することもできます。ただし、温暖化のせいで、夏越しがやや難しくなってきているように思われます。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり5Lほど入れて、庭土とよく混ぜてから植え付けます。 リクニス・ベスビウス(2021.5.1) 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土若しくはバーク堆肥、パーライト(川砂)を6:3:1程度に混ぜた用土が一例です。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も、夏場以外は日当たりのよいところに置きます。 株間 花壇に植えるときは20〜25pほどにします。60cmのプランターの場合は、3〜4株ほど植え付けます。 日常の管理 花ガラは早めに取って株の負担を少なくします。 夏の管理 夏の高温多湿を嫌いますので、鉢やプランターは半日陰もしくは明るい半日陰に置きます。 冬の管理 耐寒性はありますので、霜除けをしなくても冬を越します。 肥料 花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり30gほど施し、腐葉土(又はバーク堆肥)と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。後は、4月頃に化成肥料を追肥します。 鉢やプランターに植える場合、植えつけ時に緩効性肥料を与えます。後は、4〜5月ごろに緩効性の化成肥料を月に1回程度与えるか、液肥を10日に1回程度与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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