リューココリネ |
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【リューココリネについて】 |
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リューココリネは、南米チリ原産のヒガンバナ科の秋植え球根です。主として栽培されているのはコキンベンシス(L. coquimbensis)、プルプレア(L. purpurea)、ヴィタッタ(L. vittata)などです。種間交配種もあります。 ブルー系を中心に多彩な色合いを持っていますので、なかなか魅力的な球根です。あまり栽培されることが少なかったですが、最近、カタログで見かけることが多くなってきました。 【栽培メモ】 花が開く頃になると長く伸びた花茎が花を支えきれませんので、支柱をする必要があります。もっとも、美しい花を楽しむためには、たいした作業ではありません。それ以外は、寒さにやや弱い点を除けば栽培はさして難しくはありません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【リューココリネの概要】 |
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草丈 30〜40pほどです。 花 30pほどの花茎を伸ばし、その先に3輪ほどの花が咲きます。 花径は4p程度で、花色は白、ピンク、赤紫、ブルーなどで、覆輪や複色花が多くとても多彩です。 ‘アンデス’(2017.4.1) 耐寒性・耐暑性
半耐寒性ですので、霜の降りない地域を除いて庭植えは困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Leucocoryne・・・・・ギリシャ語の leukos(白)とkoryne(こん棒、クラブ)が語源です。 coquimbensis・・・・・コキンボ(地名)に由来します。 purpurea・・・・・「紫の」 vittata・・・・・「(色の)縦に筋のある」、「縦縞のある」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿にならないよう注意します。 ※ 花茎が伸びたら、支柱をしてやります。 植え付け 過湿を嫌うことと寒さにも強くないので、鉢植えで育てるのが一般的です。比較的小型の球根植物ですので、栽培するうえでも鉢植えが適しています。 植え付けは、10月〜11月上旬が適期です。 ‘ストリペットブルー’(2017.4.30) 鉢植えの用土 市販の球根用培養土、若しくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を4:3:3程度に混ぜ合わせた用土などを使います。 植え付けの深さ 球根の上に用土が2〜3pほど被る程度の深さに植えつけます。 置き場所 冬以外は戸外の日当たりのよいところで育てます。ただし、雨が続きそうなときは、雨の当たらないところに移した方が安全です。 また、気温が上がってきたら、半日陰に置くようにします。 株間 5号鉢に5球、7号鉢に10球が目安です。 植え替え 植え替えは、2年に1回を目安にします。 日常の管理 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えますが、過湿にならないよう注意します。 花茎が長く伸びて花の重さで倒れやすくなりますので、支柱をしてやります。 タネを取る場合以外は、花ガラを早めに切り取ります。 冬の管理 寒くなってきたら、温暖地では軒下や玄関先に鉢を移します。鉢植えを霜の当たらない軒下に置いてありましたが、特に傷むことはなく大丈夫でした。 温暖地以外は、冬は、室内で管理した方が無難です。 コキンベンシス(2024.4.11) 休眠期の管理 花後、しばらくすると葉が枯れてきて休眠期に入りますので、鉢を雨の当たらないところに移します。 葉が枯れても掘り上げずに鉢のまま乾燥させ、休眠期間中は水やりはしません。 ふやし方 植え替え時に、分球して増やすことができます。 肥料 葉が伸び始めたら緩効性の固形肥料を与えます。その後も、冬場を除き、葉が元気なうちは液肥を月に2回程度与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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