ムラサキシキブ |
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【ムラサキシキブについて】 |
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ムラサキシキブ属は日本、中国、朝鮮半島が原産の落葉低木です。この優雅な名前は、秋に熟する紫色の果実から来ています。 通常、この属の中で庭などに植えられているのは、コムラサキ(Callicarpa dichotoma)で、まれにコムラサキの白実のシロミノコムラサキやムラサキシキブの変種のオオムラサキシキブが栽培されます。元々のムラサキシキブ(C. japonica)を見かけることはまずありません。 ということで、園芸上は一般的には、ムラサキシキブというと、コムラサキを指す場合がほとんどです。 【栽培メモ】 コムラサキが庭に植わっていますが、それほど場所をとりませんし、よく実をつけます。ですので、1種だけ植えるとすれば、やはり、コムラサキということになるのではないでしょうか。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ムラサキシキブの概要】 |
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樹高 【主な種類と品種】を参照してください。 花 花は淡紫色ですがあまり目立たないので、もっぱら美しい果実が喜ばれています。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があり、全国で栽培可能です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Callicarpa・・・・・ギリシャ語の callos(美しい)+ carpos(果実)が語源です。 dichotoma・・・・・「二つの分かれた」、「二またに分枝した」 luxurians・・・・・「繁茂した」、「うっそうとした」 albibacca・・・・・(※ 不詳) |
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【主な種類と品種】 |
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ムラサキシキブの仲間には次のような品種があります。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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ここでは、コムラサキの育て方について記載しています。 栽培のポイント ※ 枝がよく伸び、放任すると樹形が悪くなりますので、1月下旬〜2月上旬に剪定をします。 植え付け 11月もしくは2月頃が植えつけの適期です。コムラサキは鉢植えでも栽培されます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に植えつけます。用土は赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭植えにするときは、日当たりがよく、湿潤なところが最適です。 上の写真は、午前中に日の当たるところに植えていますが、よく実をつけています。 鉢植えも、日当たりのよいところにおいて育てます。 植え替え 鉢植えの場合は、毎年植え替えます。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落として、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢が大きくなって同じ大きさの鉢を使うときは、多めに古い土を落として植え替えます。 日常の管理 鉢植えの場合は、水切れさせないようにします。特に夏場は注意します。 剪定 枝がよく伸び、放任すると樹形が悪くなりますので、1月下旬〜2月上旬に伸びすぎた枝を切り詰めたり、混みあった枝を切り取って樹形を整えます。 肥料 庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にはありません。 |
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