マーガレットアイビー

マーガレットアイビーの花
写真 マーガレットアイビー
撮影時期 2017.12.9
栽培状況 鉢植え

科名

キク科

属名

サワギク属

学名

Senecio macroglossus

園芸分類

つる性多年草

別名

ワックスアイビー
ナタールアイビー

原産地

南アフリカ南部

主な用途

鉢植え

花期

11〜12月

【マーガレットアイビーについて】

マーガレットアイビーは、キク科サワギク属の常緑のつる性多年草です。南アフリカ原産で、葉がアイビーに、花がマーガレットに似ていることからその名前がついています。

ワックスアイビーという別名のとおり、葉は肉質でツヤがあります。耐寒性はあまりなく、霜に当たると傷んでしまいます。

【栽培メモ】

成育が思っていた以上に旺盛でした。購入した苗を4月に6号鉢に植えておいたところ、7月には根詰まり気味になってしまい、8号の鉢に植え替えました。

開花は遅く11月下旬に咲き始めました。寒い日もありましたが、段々と花数が増えていきました。

【育て方は下へ ↓ 】

【マーガレットアイビーの概要】

草丈

つる性ですが、あんどん支柱に絡ませると1mを超えるほどになります。

花径4〜5pの淡黄色の花が咲きます。

マーガレットアイビーの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性はやや弱く霜に当たると傷んでしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Senecio・・・・・ senex(老人)に由来します。

macroglossus・・・・・ギリシャ語の macros(大きい)+ glossus(舌)が語源です。

【主な種類と品種】

常緑種のほか、葉に黄色い覆輪が入るバリエガツス(Variegatus)が栽培されます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 夏場の強光を嫌いますので、半日陰若しくは午後は日陰になるようなところに置きます。

植え付け

園芸店やホームセンターなどでは見かける機会が少ないですが、種苗会社のカタログなどには時々出ています。苗を購入したら6〜7号鉢程度の鉢に植え付けます。生育が早いので、小さな鉢に植えると、早く根詰まりしてしまいます。

耐寒性が弱いので鉢植えにして、アンドン仕立てもしくは吊り鉢にして楽しみます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、バーク堆肥、パーライトを6:3:1程度の用土を使っていますが、よく成育しています。

置き場所

夏場以外は、日当たりのよいところに置きます。また、梅雨時や長雨が続きそうなときは、雨の当たらないところに移します。

マーガレットアイビー

植え替え

成育がよく根もよく張りますので、毎年、4月頃に植え替えます。

日常の管理

過湿を嫌いますので、やや乾燥気にして育てます。

ツルが伸びすぎたら適宜に切り戻しをしておきます。強剪定は、春の植え替え時が無難のようです。

夏の管理

夏場の強光を嫌いますので、半日陰若しくは午後は日陰になるようなところに置き、過湿にならないように注意します。

冬の管理

開花が始まるのが遅いことから、冬は室内に取り込み水やりは控えめにします。

ただし、関東以西の暖地の場合、冬を越すだけでしたら、霜の当たらない軒下でも大丈夫です。もっとも、寒さの特に厳しいときは、室内に取りこんだ方が安全です。

ふやし方

5〜6月に挿し芽ができます。

肥料

4〜6月、10〜11月に、液肥を10日に1回程度与えるか、もしくは緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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