マーガレットコスモス

マーガレットコスモスの花の写真
写真 マーガレットコスモス
撮影時期 2020.10.20
栽培状況 庭植え

科名・属名

キク科
ユリオプス属

園芸分類

常緑低木(半耐寒性)

別名

ガモレピス
イエローエンジェル

原産地

南アフリカ

用途

鉢植え、庭植え

花期

4〜12月

【マーガレットコスモスについて】

マーガレットコスモスは、南アフリカ原産のキク科ユリオプス属の常緑低木で、マーガレットの仲間ではありません。なお、以前は、ステイロディスカス属に分類されていましたが、変更されています。

ユリオプスデージーゴールデンクラッカー、それにユリオプス・アブロタニフォリウスがこの仲間ですが、共通点としては、いずれも黄色の花が咲くことです。

マーガレットコスモスの花は、同属のユリオプスデージーに似ていますが、黄花マーガレットに多少似てなくもありません。丈夫で、とても長い間咲き続けるので重宝します。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、植えっぱなしにしておくと株がかなり大きくなりますので、定期的に強剪定をしています。花は、4月頃から霜の降りる12月まで長い間咲き続けています。

耐暑性が強く、夏の暑さにも弱ることがありません。また、耐寒性も強く、少しぐらいの霜に当たっても枯れることはなく冬を越しています。

【マーガレットコスモスの概要】

マーガレットコスモスの花の写真

草丈

50〜80p程度です。

花径3pほどの黄色の花が長い間咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐暑性が強く、高知の暑い夏も平気です。また、耐寒性も比較的強く、温暖地では庭植えができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Euryops chrysanthemoides

学名の説明

Euryops・・・・・ギリシャ語の eurys (大きい) + ops (目)が語源です。

chrysanthemoides・・・・・「クリサンセマム属に似た」

【主な種類と品種】

同属に、ユリオプスデージー、ゴールデンクラッカー、ユリオプス・アブロタニフォリウスがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 株が大きくなりすぎたら、花が終わった秋〜初冬に切り戻しをしておきます。

植え付け

春に園芸店やホームセンターなどでポット苗が売られていますので、通常は、これを買って育てます。

庭に植えるときは、苗の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。

鉢に植えるときは、まずは6号鉢程度の鉢に植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。丈夫な宿根草ですので、水はけの悪い用土でなければ、それほど神経質になる必要はありません。

マーガレットコスモスの花の写真

植え替え

鉢植えの場合は、3〜4月に、できれば毎年、少なくても2年に1回は植え替えをします。

表土と根鉢の周りの古い土を落として、新しい用土で一回り大きい鉢に植え替えます。

この際、秋に切り戻しをしていない場合は、思い切って切り詰めておきます。萌芽力が強く強剪定しても問題はありません。

植え場所・置き場所

庭に植えるときは、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。

株が大きくなりますので、切り戻しをしながら育てるにしても、それなりのスペースが必要です。

鉢植えも日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

過湿を嫌いますので、鉢植えの場合は、鉢土が乾いたら十分に水を与えます。梅雨時など長雨になりそうな場合は、軒下などに入れ雨を避けます。通常の雨であれば、そこまで気を使う必要はありません。

株が大きくなりすぎたら、花が終わった秋〜初秋に切り戻しをしておきます。

冬の管理

温暖地の場合は、庭植えでも特に霜除け等は必要ありません。鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは控えめにします。

肥料

鉢植えの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与え、後は、生育期に、定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、液肥を1ヶ月に2〜3回度与えます。

庭植えの場合は、やせ地でなければ多肥にしなくてもよく生育します。

病気・害虫

特にはありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。