ペーパーカスケード |
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【ペーパーカスケードについて】 |
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ペーパーカスケードは、オーストラリア原産のキク科ローダンセ属の多年草です。ハナカンザシとして流通している種類と非常によく似ていますが、そのはずで同じ仲間です。 ただし、花の形が少し違うようで、ハナカンザシのほうがやや丸い花弁で、ペーパーカスケードの花弁は細長いように思います。また、形状もペーパーカスケードは這性です。 この花を最初に見たのは、ずいぶん前の淡路花博会場でした。あちこちに、たくさん植え込んであってなかなか見事に咲いていました。 【栽培メモ】 高温多湿に弱く、プランターに植えていた写真の株も夏になると枯れてしまいました。それでも、賑やかに花が咲いてくれますので、一年草と割り切って育てていました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ペーパーカスケードの概要】 |
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草丈 10〜20p程度で、這性です。 花 花径は2pほどです。花が開くと白花になります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありますが、高温多湿に弱く、温暖地の場合は夏が来る前に枯れてしまいます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Rhodanthe・・・・・「バラの花」という意味です。 anthemoides・・・・・「アンテミス属に似た」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属では、ハナカンザシもよく栽培されます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を非常に嫌いますので、鉢土の表面が十分に乾いてから水やりをします。 植え付け タネは流通してなくて、通常は、春先に園芸店やホームセンターなどに開花株が出てきますので、これを買って育てます。過湿に弱く、雨の当たる戸外は根腐れしやすいので、プランターで栽培した方が管理が楽です。 小さい鉢に植えられている場合が多いので、この場合は、根鉢をあまり崩さずに大きい鉢に植え替えます。また、這性ですので、標準的な鉢よりも径の大きく、底の浅い丸形プランターが適しています。 ペーパーカスケードは下に垂れる性質がありますので、吊り鉢に植えて楽しむこともできます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 径が40pほどの丸形プランターなら3株程度が目安です。 置き場所 日当たりがよく、雨の当たらないところで育てます。 春先に開花株を購入したときは、寒い戸外に置くとせっかく咲いた花が寒さで傷みますので、十分に暖かくなるまでは暖かい室内に置きます。 日常の管理 過湿を非常に嫌いますので、鉢土の表面が十分に乾いてから水やりをします。 関東以西の温暖地の場合は、夏が来る前に枯れてしまいますので、植え替えするところまで行きません。 肥料 植え付け時に緩効性化成肥料を与え、1月ほどしたら液肥を週2回ほど与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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