ベショーネリア |
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【ベショーネリアについて】 |
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ベショーネリアは、メキシコ原産のキジカクシ科ベショーネリア属(ベスコルネリア属)の宿根草です。「サカタのタネ」のカタログで見かけるまでは、全く見たことも聞いたこともない植物でした。 種小名のようにユッカに似ていますが、葉がずっと柔らかく、葉の先に触れても痛くありませんので、通常の宿根草と同様に安全に扱えます。 花そのものは小さくて平開しないので、それほどでもありませんが、赤い柱のような花茎が2m近くも伸びて、写真のように、あまり見たこともないようなユニークな咲き方します。 【栽培メモ】 2016年の3月に購入し、1年目は鉢植えで、翌春に庭に植えました。5年目にしてようやく花が咲くところまできました。花茎がだんだんと伸びてゆく様は圧巻です。 耐寒性、耐暑性があり、庭植にして問題なく育っています。なお、植えた年にアオムシに大分葉を食われてしまいましたが、大きなダメージを受けることはありませんでした。2年目以降は、葉が大きくなりそういう被害は受けていません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ベショーネリアの概要】 |
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草丈 ユッカと同じようにロゼット状に育ちます。大型の宿根草で、草丈は1.2m、横幅は1.5mほどになります。 花 長い花茎が2mほどに伸びますが、伸びるにつれて下からだんだんと花が咲いていきます。ひとつの花は小さな白い花で、花弁は平開しません。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Beschorneria・・・・・ドイツの植物学者 Friedrich Wilhelm Christian Beschorner に因みます。 yuccoides・・・・・「ユッカに似た」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属には10種ほどが知られていますが、国内で流通しているのは本種だけのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは見たことがありません。「サカタのタネ」のカタログでは、春号に載っていましたので、通常は、春に植え付けた方がいいようです。株が大きくなりますので、鉢植えでは厳しいと思われます。 庭植えにする場合、苗が小さいときは、1年は鉢で育て翌春に植え付けた方が安全です。 株が横に大きく広がりますので、1.5m四方ほどのスペースが必要になります。 鉢植えの用土 購入した年は、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜた用土に植えていましたが、特に問題なく育ちました。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。水はけのよくないところは避けるようにします。 鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てますが、2〜3年すると鉢では手が負えなくなります。 日常の管理 耐乾性が強いとされていますが、鉢植えは、鉢土の表面が乾いたら水やりをするという一般的な管理で、特に問題はありませんでした。 庭植えの場合は、ほとんど手間がかかりませんが、古くなって変色してきた葉を切り取っておきます。 冬の管理 購入した苗は鉢植えにして、霜の当たらない軒下に置いてありましたが、特に寒さに傷むということはありませんでした。 翌年の春に庭植えにして、その年の冬は霜除けは特にしていませんでしたが問題なく冬を越しました。5年目には−4度ほどに下がったことがありましたが、家の南側に植えていたこともあり、そのときも寒さで傷むことはありませんでした。 ふやし方 開花した株は枯れてしまいますが、その周囲に子株がいくつかできますので、それを株分けして増やすことができます。 肥料 春と秋に緩効性の化成肥料を株元に撒いています。 病気・害虫 小苗のときにアオムシに葉を食べられることがあります。ただし、株が大きくなると被害はなくなります。 |
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