ボロニア |
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【ボロニアについて】 |
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ボロニアは、オーストラリア原産のミカン科の花木で、花付きがとてもよいことと、香りも楽しめることから人気のある花木です。また、花は、それぞれの品種ごとに特色があって、どれも魅力があります。 ただし、オーストラリア原産で、日本の冬の寒さや夏の高温多湿を嫌います。開花株を買って花を楽しむうえでは問題はありませんが、翌年も買ったときと同じように花を咲かせるとなると、なかなか栽培が難しいのが残念です。関東以西の温暖地では、寒さよりも夏の高温多湿が難題です。 【栽培メモ】 管理が十分でなかったせいもありますが、夏の高温多湿に弱く、何度か購入した木は、いずれも夏には枯れてしまいました。一年物と割り切ればストレスがたまらないかと考えています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ボロニアの概要】 |
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樹高 園芸店などでは、50p以上のものはほとんど見かけませんが、オーストラリアでは2mほどにはなるようです。 花 釣鐘状の小さな花を、株一杯につけるので、見栄えのする花木です。花色は桃色が一般的ですが、白花もあります。 ミカン科の植物ですので、とてもよい香りがします。 耐寒性・耐暑性
暑さ寒さに弱いので、庭植えは困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Boronia・・・・・イタリアの植物コレクターの Francesco Borone への献名 pinnata・・・・・「羽状の」 heterophylla・・・・・「異なった葉の」、「異なった葉を持つ」 crenulata・・・・・「円鋸葉状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に、株を半分程度に切り戻して樹形を整えます。 植え付け 3月に入ったら開花株が園芸店やホームセンターなどに出回るようになります。高温多湿と寒さに弱いので、鉢植えでの栽培になります。 通常は、小さい鉢に植えられていることが多いですので、この場合は根鉢を崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 酸性の土壌を好みますので、鹿沼土、ピートモス、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 秋から春は日当たりのよいところに置きます。 日陰に長く置くと徒長して株が軟弱になり、花の色が薄くなったり、せっかくついたつぼみが落ちやすくなりますので注意します。 植え替え ボロニアは生長が早いので、根詰まりを起こすと生育が悪くなります。毎年、花後に切り戻しをして植え替えます。 鉢から抜いて、表土と根鉢の土を少し落として、一回り大きい鉢に植え替えます。 日常の管理 生育期間中は乾燥を嫌いますので、乾燥させすぎないよう水やりには特に注意します。 とは言え、過湿も嫌いますので、鉢土の表面がよく乾いてから水やりをします。 剪定 花後に、株を半分程度に切り戻して樹形を整えます。 夏の管理 高温と多湿を嫌いますので梅雨時から夏は雨のかからない、涼しいところに置くようにした方が安全です。とはいえ、関東以西の温暖地では、夏越しは、なかなか厳しいと言えます。 冬の管理 冬は室内の日当たりのよい場所で管理します。 ふやし方 6月ごろに挿し木ができます。新芽が固まったら5〜6cmほど切って鹿沼土などに挿します。 肥料 植えつけ、植え替え時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜておきます。 後は、4〜6月と9〜10月に液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 特にないようです。 |
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