ホメリア |
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【ホメリアについて】 |
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ホメリアは、南アフリカ原産のアヤメ科モラエア属の秋植え球根です。あまり栽培されることがないですが、フリージアよりは耐寒性があります。 なお、現在は、ホメリア属からモラエア属(Moraea)に分類が変更されていますが、旧属名のホメリアの名前で流通しています。 主に栽培されているのは、西ケープ州原産のエレガンス(H. elegans)と南西ケープ州原産のブレイニアナ(H. collina= breyniana)です。エレガンスとブレイニアナを比較すると、花はエレガンスの方が多彩ですが、ブレイニアナはより丈夫で、よく増えます。 【栽培メモ】 いずれも育てやすいですが、耐寒性はブレイニアナがあるようです。庭に植えっぱなしにしていますが、寒さに傷むことなく毎年よく咲いてくれます。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ホメリアの概要】 |
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草丈 30〜60pほどです。 花 (主な種類と品種を参照してください。) ブレイニアナ(2014.4.17) 耐寒性・耐暑性
半耐寒性とされていますが、比較的耐寒性があります。 ただし、温暖地以外は、冬は霜の当たらないところで育てた方が安全です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Moraea・・・・・イギリスの植物学者 Robert More への献名 Homeria・・・・・ギリシャの詩人ホメロスに由来します。 elegans・・・・・「優美な」、「風雅な」 breyniana・・・・・17世紀のドイツの植物学者 Johann Philip Breyn への献名 collina・・・・・「丘の」、「丘地生の」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 生育期間中は、過湿にならないように育てます。 植え付け 10月中旬〜11月上旬ごろに植え付けます。半耐寒性ですので通常は鉢植えで育てますが、関東以西の温暖地であれば、ブレイニアナは、庭植えができます。 花壇に植える場合は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土を深さ20〜30cmほど耕してから植えつけます。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土もしくは腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え付けの深さ 花壇に植える場合は5〜6p、鉢やプランターの場合は3pほど土が被るように植え付けます。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 エレガンス(2015.3.22) 株間 花壇に植えるときは7〜10p程度の間隔にします。鉢植えの場合は6号鉢に5球を目安とします。 植え替え 温暖地であればブレイニアナは、庭植えできますので3〜4年は植えっぱなしでかまいません。毎年掘り上げるより、植えっぱなしの方が花がたくさん咲いてくれます。中の写真は、植えてから4年は経っています。 鉢植えは、毎年、少なくても2年に1回は植え替えます。 日常の管理 生育期間中は、過湿にならないように育てます。鉢植えの水やりは、土の表面が乾いてから行います。 冬の管理 ブレイニアナは、戸外で植えっぱなしにできます。ただし温暖地の場合です。 エレガンスなどを鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下に置きます。温暖地でも、軒下に置いた方が安全です。水やりは少な目にします。 休眠期の管理 庭植えの球根を植え替えをするときや鉢植えは、葉が黄色くなったら掘り上げます。日陰で乾燥させてから、涼しいところで秋まで保存します。 ふやし方 植え替えの時に分球して増やします。 肥料 鉢やプランターに植える場合は、植える際には肥料は与えず、葉が伸びてきた頃に緩効性の化成肥料を与えます。後は、追肥として3〜4月に2週間に1回程度液肥を与えます。 花壇に植える場合は、葉が伸びてきた頃と3月に化成肥料を与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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