ホザキシモツケ |
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【ホザキシモツケについて】 |
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ホザキシモツケは、東日本の湿地に自生しているバラ科シモツケ属の落葉低木です。ホザキシモツケの「穂咲き」という名前は、写真のように花が穂状に咲くことに由来しています。絶滅危惧II類に分類されていましたが、今は解除になっています。 写真は、「サカタのタネ」で購入した‘ビラルディ’という品種です。やさしいピンクの花色がなんとも魅力的です。 【栽培メモ】 庭植えにしていましたが、木が小さいうちから花が咲きだしました。順調に育っていましたが、3〜4年して枯れてしまいました。猛暑も原因ですが、植えた場所が悪く、午後は日陰になるような場所に植えるべきだったのではないかと思っています。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ホザキシモツケの概要】 |
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樹高 1〜2mほどになります。株立ち状で、枝はあまり横に広がらず上に伸びます。 花 花は、新梢の先に咲きます。花穂は10〜15cm前後で、ピンクのやさしい花色です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性がありますが、やや夏の高温を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Spiraea・・・・・ギリシャ語の speira (らせん、輪)が語源です。 salicifolia・・・・・「ヤナギ属に似た葉の」 | ||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
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‘ビラルディ’という品種が販売されています。なお、シモツケの仲間は、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 温暖地の場合は、半日陰あるいは午後に日陰になるような場所が適しています。 植え付け 木はそれほど大きくなりませんので、鉢植えでも栽培できないことはありません。落葉樹ですので、通常は11〜12月、又は2〜3月ごろに植えつけます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱をしておきます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合、特に温暖地の場合は、半日陰あるいは午後に日陰になるような場所が適しています。夏の西日が当たり、あまり乾燥するようなところは避けるようにします。 鉢やプランターで育てる場合も夏場は、半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を適宜に落として、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、少し多めに古い土を落として植え替えます。 剪定 花が咲いた後、そのままにしておくと枝の先に花ガラが残ったままになりますし、放任していると枝がけっこう上に伸びてきますので、花後に切り戻しをして樹形を整えます。 冬場の剪定は、1〜2月が適期です。伸びすぎて樹形を乱している枝を切り詰めておきます。 肥料 庭植えの場合はあまり与える必要がありません。 鉢植えの場合は、3〜4月ごろに緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 ウドンコ病が発生することがあります。また、少しですが、ツノロウムシが付いていました。 |
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