プリムラ・シネンシス |
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【プリムラ・シネンシスについて】 |
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プリムラ・シネンシスは、中国の四川省原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草でが、温暖地では夏越しがやや難しいと言えます。 特徴としては、葉に深い切れ込みが入ることで、従前は、白花(写真:下)のステラタ系の品種を園芸店やホームセンターなどで見かけたものでした。最近は、育種が進み赤、桃のほか青系の品種も出回っています。 【栽培メモ】 プリムラの中では比較的耐暑性があるとはされていますが、高知の夏が暑すぎたのか、プランターに植えていた株は夏には枯れてしまいました。 温暖化の進むこのごろでは、夏越しは一層厳しくなってきていて、他のプリムラと同様に一年ものと考えるべきかもしれません。それでも、花を長く楽しむことができました。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【プリムラ・シネンシスの概要】 |
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草丈 30〜40pほどですが、園芸種は15〜20pほどです。 花 原種の花は花径3pほどの白花です。育成された園芸種は花径4pほどで花色は多彩です。 耐寒性・耐暑性
多年草ですが、耐暑性があまりないので温暖地では一年草として扱われます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Primula・・・・・primus(最初の)が語源で、早春に他の花よりも早く咲くことから sinensis・・・・・「中国の」 |
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【主な種類と品種】 |
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シネンシスとウンナンサクラソウとの園芸交配種も出回っています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 終わった花は早めに取り除きます。 ※ 変色してきた下葉も早めに取り除きます。 植え付け 通常は、春先に、園芸店やホームセンターなどに花の咲いた苗が出回りますので、これを買って育てます。 ポット苗を購入したときは、そのままでは根詰まりをしてしまうので、大きめの鉢やプランターなどに、根鉢を崩さないようにして植え替えます。 鉢植えの用土 鉢植えの用土は、市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものを使います。丈夫ですので、それほど神経質になる必要はありません。 置き場所 秋と春は日当たりのよい場所又は半日陰に置きます。 植え替え 夏を越した株は、10月に入ったら新しい用土に植え替えます。 日常の管理 多湿になりすぎると根腐れの原因になりますので、鉢の表面が乾いたら水を与えます。 終わった花は早めに取り除きます。また、変色してきた下葉も早めに取り除きます。 夏の管理 プリムラの中では比較的耐暑性がありますが、それでも、関東以西の温暖地では夏越しは厳しいと言えます。 とにもかくにも、明るい日陰もしくは半日陰で、風通しのよい涼しいところに置くようにします。 冬の管理 寒さには強いですが霜や寒風に当てると花が痛みますので、開花株を買った場合は日当たりのよい軒下か室内で育てると安全です。 肥料 10〜11月と3〜5月ごろに、2週間に1回程度液肥を与えか、もしくは緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 アブラムシが発生することがあります。 |
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